宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

大豆種子生産物審査を行いました

2021年03月25日 16時34分10秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 大崎普及センター管内は県内随一の大豆産地で,種子大豆生産にも取り組んでいます。JA古川管内の種子大豆生産組織・農家は,収穫後に大豆センターで調製した種子大豆をていねいに手選別を行い,種子用大豆として出荷しています。
普及センターでは,栽培指導を行うとともに,2回のほ場審査を実施しました。収穫後は,製品の種子大豆の中の病害虫粒等の混入有無の調査や発芽試験を行い,厳密な生産物審査基準を満たしたものが「合格」と判定され,種子大豆として流通します。
 令和2年は梅雨期の長雨の影響で,栽培管理には苦労しましたが,種子大豆生産者の努力により,品質は良好で出荷された種子大豆は全量合格となりました。
 高品質な種子大豆が安定して大豆生産者に届けられるよう,普及センターでは引き続き種子大豆生産者への支援と審査業務を行ってまいります。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班 
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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JA古川そらまめ部会現地巡回が開催されました。

2021年03月25日 09時57分14秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 令和3年3月19日にJA古川そらまめ部会の現地巡回が開催され,生産者15名のほ場を巡回し,生育状況の確認と越冬後の栽培管理について指導しました。
 JA古川管内では10月に播種する秋まき栽培が一般的で,父の日需要の出荷に向けてそらまめを生産しています。今年は12~1月にかけて強い寒波に襲われたことで霜害が見られています。そのため6月の収穫・出荷に向けて今後の栽培管理が重要となっています。普及センターからは寒さ対策の被覆資材を取り除くタイミングや,今後の病害虫防除と追肥,中耕・培土管理などについて説明しました。
 普及センターではこれまで作付前の9月に栽培講習会,12月と3月に現地巡回を実施してきました。今後もJA古川と連携して栽培指導を行い,高品質なそらまめ出荷に向けて支援を継続していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター  先進技術班
 TEL:0229-91-0726   FAX:0229-23-0910

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そらまめ現地検討会が開催されました

2021年03月25日 08時38分00秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 

 令和3年3月19日(金),JA新みやぎ栗っこそらまめ部会による現地検討会が栗原市瀬峰・志波姫・築館の3ほ場で開催され,部会員24名のほか,JA新みやぎ栗っこ,種苗会社,普及センターの担当者が出席しました。
 種苗会社からは,そらまめの今後の管理として,開花期の乾燥を避けることや,摘花・摘莢により無駄花を除去するよう説明がありました。普及センターからは,そらまめに発生する病害虫の特徴と防除のポイントについて説明しました。参加者からは,追肥方法や微生物資材について質問があったほか,積極的な意見交換が行われました。
 今後も,普及センターではそらまめの安定生産に向けて,継続して支援を行っていきます。


<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班   
TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144

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