宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

JA名取岩沼きゅうり抑制栽培の講習会が開催されました!

2021年06月11日 15時12分32秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和3年6月8日に,JA名取岩沼ハウスきゅうり部会の抑制きゅうり栽培講習会が開催され,15名の出席がありました。

 講習会では,埼玉原種育成会より,抑制栽培の栽培管理やおすすめの品種について説明がありました。普及センターからは,農薬の耐性・抵抗性管理と農薬展示ほの成績の2つの内容について説明を行い,抑制栽培の病害虫防除の徹底を促しました。

 促成栽培は今月末に終わりますが,今作から炭酸ガス発生機を導入して,収量向上を図っている生産者が増えており,環境制御技術の支援についても引き続き行っていきます。

 普及センターでは,今後も関係機関と連携し,きゅうりの収量向上と安定生産に向けて,支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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農業経営相談所との連携による,コロナ禍における花き農家の経営支援

2021年06月11日 11時50分27秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

 新型コロナウイルス感染症の影響を受け,花の需要が減少し,花き生産者の経営負担が増す中,農業経営相談所と連携することで,専門家を活用した花き生産者の経営診断支援を実施しました。

 HS経営コンサルティング株式会社代表取締役で中小企業診断士である本田茂先生を助言者として招き,これまでの販売実績を振り返りつつ,財務諸表の経年比較やキャッシュフローを確認し,数値の変化として現れた課題や改善点,対象農家が計画する生産・販売面での改善策を共有することができました。

 また,月次資金繰り表の作成とその実績に基づく修正について,今後も本田先生の助言を頂きながら継続して取り組むことになりました。

 普及センターでは,農業経営相談所等との連携を図りながら,管内の農業者の経営発展に向けた支援を行っていきます。

 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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令和3年度スマート農業技術の開発・実証プロジェクトの推進会議が開催されました

2021年06月11日 11時01分02秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 石巻市でパプリカを生産する(株)デ・リーフデ北上,(株)デ・リーフデ大川及び栗原市の(株)ベジ・ドリーム栗原を現地ほ場とする「大規模施設園芸経営体の連携による安定出荷体制構築」実証プロジェクトの第1回推進会議が開催されました。取組機関は前述の農業法人に加え,短期収穫予測を行う農業用ロボットの開発を担う企業や,生産環境から出荷体制まで一括したデータ管理が出来るプラットフォームを作成するIT企業,宮城大学や農研機構西日本農研等多岐にわたります。
 推進会議では,参画する構成員から実証事業の内容について説明がありました。また,参画機関の実証スケジュールが共有されました。
 午後は,(株)デ・リーフデ北上と(株)デ・リーフデ大川のほ場見学会が行われました。(株)デ・リーフデ北上は現在収穫中であり,鈴木社長及び阿部総務部長から会社設立から収量増加の取組等について説明をがありました。また,(株)デ・リーフデ大川では竣工されたばかりの真新しい設備と,仮植中のパプリカを視察しました。
 参画する構成員は,対面での打ち合わせが初めての機関も多く,関係する事業について盛んに情報交換が行われました。
 普及センターでも,先端技術を用いた高度な施設園芸の取組に対し,今後とも支援を行います。


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農地整備事業と連携した営農の支援を行っています

2021年06月11日 09時40分26秒 | ⑤収益性の高い水田農業・畜産経営の展開支援

 令和3年5月30日に大崎市岩出山下真山地区における農地整備事業の地元説明会に出席し,普及センターから今年度行う支援の内容について説明を行いました。
 下真山地区では農地整備事業を契機に,高収益作物の導入や地域を将来にわたり担う法人等の担い手の組織化を目指しています。普及センタ-では今年度より「下真山地区における農地整備事業を契機とした地域農業の発展」と題したプロジェクト課題を実施しており,市や県農業農村整備部と連携し取り組んでいます。
 今回の説明会では事業要件の説明を農業農村整備部が行い,その内容をうけて普及センターは担い手の法人化や高収益作物の栽培などの支援を行うことを説明しました。出席者からは「地域が高齢化する中,一丸となって農地整備を推進すべき。」「担い手の検討が重要だということがよくわかった。」など事業への高い意欲がうかがえました。
 普及センターでは今後も関係機関と連携し,農地整備事業を契機に話し合いを進め新たな活力ある地域農業の体制づくりに取り組んでいきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      地域農業班
 TEL:0229-91-0727   FAX:0229-23-0910


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