令和3年5月25日,せんだい農業園芸センターにおいて第1回JA仙台麦生産部会協議会が開催され,JA仙台管内の麦を生産する農業法人等8人と関係機関が出席しました。はじめにJA仙台の代表理事組合長から「需要に応じた米づくりがより強く求められており,飼料用米や畑作物への作付け転換が必要」という挨拶がありました。
続いて,令和元・2年産麦の販売情勢や令和3年産国産麦の需要と供給,赤かび病の共同防除実施状況,令和4年産の作付予定面積,及びカントリーエレベーターでの集荷体制などについてJA等から報告がありました。普及センターからは,間近に控える麦の刈取について,適期刈取のための判断方法や注意点について説明しました。普及センターでは,麦類の収量が高位安定し,かつ高品質生産できるよう,今後もJAと連携して支援していきます。
(写真は,5月20日現在の仙台市のホワイトファイバー。生育は順調。)