宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

黒川地域で水稲乾田直播栽培の播種作業が始まりました!

2024年04月23日 16時05分49秒 | ③先端技術等の推進・普及による経営効率化・省力化

 今年度仙台農業改良普及センターでは、黒川地域で水稲乾田直播栽培に取り組む法人を対象に、水稲栽培の省力化と乾田直播栽培技術の定着について重点的に支援していくプロジェクト課題を実施します。

 大郷町のみどりあーと山崎(株)は今年から乾田直播栽培に取り組んでおり、4月5日に初めての播種作業がスガノ農機(株)、JA新みやぎあさひな統括営農センター、普及センターの指導と立ち合いの下行われました。

 3月以降の断続的な降雨の影響でほ場準備が進まない地域も多い中、ほ場が乾いた合間を縫って行われた播種と鎮圧作業は、約1haのほ場を3時間で終えることができました。

 普及センターでは、今後も水稲乾田直播栽培の技術定着を支援してまいります。

 

〈連絡先〉

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班

〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号

TEL:022-275-8410、FAX:022-275-0296

E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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JA新みやぎあさひなほうれんそう部会大郷支部研修会が開催されました

2024年04月23日 14時26分19秒 | ⑧環境に配慮した持続可能な農業生産

 

 令和6年4月9日にJA新みやぎあさひな大郷支店において、ほうれんそう部会大郷支部の研修会が開催され、部会員10名が参加しました。

 研修会では、普及センターが講師となり、「緑肥作物を活用した連作障害対策」をテーマに、昨年度に大郷町のほうれんそう生産者のハウスにおいて実証した成果を中心に講義しました。

 従来から管内のほうれんそう生産土壌は、ECが高くカリが低い傾向があり、長期連作に伴う生産量の減少が課題となっており、塩類集積の解消と有機物の補給を同時に行える「緑肥」に注目しました。今回、実証したハウスでは、ソルゴーを栽培しすき込むことにより、ECが低下しカリが増加するなど、土壌環境の改善が図られ、ほうれんそうの生育の揃いも向上し、取り組んだ生産者の方にも手応えを感じていただきました。

 研修終了後は、部会で緑肥種子の購入費用の助成を検討してはとの前向きな意見も出ており、今後、緑肥による土壌改良の取組が拡がることが期待されます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410、FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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亘理・山元果樹産地協議会通常総会が開催されました

2024年04月23日 14時23分58秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

令和6年4月16日(火)にJAみやぎ亘理本店で「亘理・山元果樹産地協議会」の令和6年度通常総会が開催されました。

当協議会は、亘理町・山元町内の生産者組織と両町、当普及センター、農地中間管理機構、JAの7機関で構成され、産地の維持・発展のため、果樹の優良品目や品種への改植、園地整備など国の支援事業の受け皿となる組織で、令和3年12月に設立されました。過去2年間の実績として、2経営体が果樹経営支援対策事業及び果樹未収益期間支援事業を活用していちじくやりんごの新・改植を行っています。本年度も新たに2経営体が事業申請予定です。

普及センターでは、関係機関と連携して、事業導入に向けた支援を行っていきます。

 <連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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