宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

地域農業の将来像「地域計画」策定への取り組みを支援

2024年11月19日 11時08分51秒 | ①先進的経営体等の育成・経営安定化・高度化

大河原管内では地域計画(地域農業経営基盤強化促進計画)の策定に向け、各地区での検討会が開催されています。地域計画は農業経営基盤強化促進法に基づき、地域の農地を次世代に引き継ぐため、将来の担い手と担い手が担うべき農地を明確にした目標地図を示した計画で、大河原管内(2市7町)では49地区の地域計画が令和6年度中に策定される予定です。

 そのうち柴田町では10地区において地域計画の策定が進んでおり、10月~11月に2回目の検討会が各地区で開催されています。その中の「船迫・小成田地区」では、1回目の検討会で町が提示した目標地図を基に意見を出し合い、新たな担い手の追加や地域計画の区域拡大等について検討しました。今回の検討結果を踏まえ、修正した地域計画と目標地図は地区の代表たちが確認した後、今年度末までに町の公告縦覧を経て策定される予定です。

 普及センターでは、地域の担い手の育成や経営の安定化に向け、引き続き地域計画づくりを支援していきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 地域農業2班

     TEL:0224-53-3519 


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「第54回東北農村青年会議宮城大会・令和6年度全国農業青年交換大会inみやぎ」に美里4Hクラブ員が参加しました!

2024年11月19日 10時18分59秒 | ②新たな担い手の確保・育成

 令和6年10月30日から31日に、宮城県内で「第54回東北農村青年会議宮城大会・令和6年度全国農業青年交換大会inみやぎ」が開催され、美里4Hクラブ員が参加しました。

 1日目の意見発表の部では、当クラブの阿部奏斗氏が宮城県代表として出場し、最優秀賞(東北農政局長賞)を受賞しました。また、令和7年3月に東京都で開催される全国大会(第 63 回全国青年農業者会議)に東北代表として出場することが決定しました。

 2日目は、県内各地4コースに分かれて視察研修が行われました。当クラブ員は、県南内陸及び県北内陸のコースに参加し、全国の若手農業者との交流を深めました。

普及センターでは、今後も関係機関と連携しながら、各種研修会等の開催を通して青年農業者の育成を実施していきます。

<問い合わせ先>

  美里農業改良普及センター  地域農業班    TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225


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枝もの用クロマツ収穫・出荷調製作業研修会を行いました

2024年11月19日 08時13分01秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 令和6年11月6日、南三陸町で県主催による枝もの用クロマツ収穫・出荷調製作業研修会を開催しました。
 研修会には、宮城県クロマツ研究会員12人、県関係者10人の合計22人が参加しました。
 南三陸町で枝もの用クロマツの生産に取り組んでいる株式会社南三陸Pine Proの後藤代表取締役が講師となり、収穫したクロマツの出荷調製作業の手順や出荷規格について説明をいただいた後、意見交換を行いました。
 令和3年度から枝もの用クロマツを出荷してきた南三陸Pine Proでは、作業効率を上げるため出荷調製作業を毎年見直し、更に出荷規格を細かくすることで商品化率を上げる工夫を行っており、参加者からは「そんなに手間をかけているの」、「自分たちにできるかな」など様々な感想がありました。
 また、意見交換では播種後の管理方法や雑草防除など栽培管理についての意見交換があり、有意義な研修会となりました。
 当日は、残念ながら雨が降り、実際の収穫作業を見学することはできませんでしたが、見学希望者は後藤代表取締役と連絡を取りながら後日個別に見学することとなりました。
 普及センターではクロマツの出荷が終わるまで適宜巡回しながら支援していきます。


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