県では園芸振興を進めるため、農業・園芸総合研究所で様々な試験研究課題に取り組んでいます。その中の「パイプハウスを有効活用した切り花ハボタンの無加温栽培」については宮城県の「普及に移す技術」に掲載され、技術の普及を積極的に図っています。
切り花ハボタンの現地試験として村田町内の2人の女性農業者が、初めてハボタン栽培に取り組んでおり、定期的に研究所と普及センターの担当者がほ場を巡回して栽培技術指導を行っています。
今年8月下旬に苗を定植し、直後は残暑が厳しくかん水管理等に苦労しましたが、その後は順調に生育し、2ヶ月が経過した頃のほ場巡回では、早いほ場で赤や白の発色が確認できるようになりました。
生産されたハボタンは11月下旬から年末にかけて道の駅「村田」などの直売所に出荷する予定です。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138