宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

村田町の女性農業者2人が切り花ハボタン生産に挑戦!

2024年11月07日 16時40分30秒 | ④園芸産地の育成・強化支援

 県では園芸振興を進めるため、農業・園芸総合研究所で様々な試験研究課題に取り組んでいます。その中の「パイプハウスを有効活用した切り花ハボタンの無加温栽培」については宮城県の「普及に移す技術」に掲載され、技術の普及を積極的に図っています。

 切り花ハボタンの現地試験として村田町内の2人の女性農業者が、初めてハボタン栽培に取り組んでおり、定期的に研究所と普及センターの担当者がほ場を巡回して栽培技術指導を行っています。

 今年8月下旬に苗を定植し、直後は残暑が厳しくかん水管理等に苦労しましたが、その後は順調に生育し、2ヶ月が経過した頃のほ場巡回では、早いほ場で赤や白の発色が確認できるようになりました。

 生産されたハボタンは11月下旬から年末にかけて道の駅「村田」などの直売所に出荷する予定です。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター

     TEL:0224-53-3516 FAX:0224-53-3138


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岩沼市の農事組合法人玉浦南部生産組合で復興支援感謝祭が開催されました

2024年11月07日 13時50分57秒 | ⑦地域資源の活用等による地域農業の維持・発展

 11月4日、雲一つない晴天の下、岩沼市の農事組合法人玉浦南部生産組合による復興支援感謝祭が開催されました。昨年から始まったこの感謝祭は、玉浦南部生産組合が東日本大震災からの復興に向けて受けてきた様々な支援への感謝の気持ちを還元し、地域の元気を取り戻すために企画されたものです。

 当日は午前10時の開会前から、新米やさつまいもの掘り取りを目当てに来場した地域住民などで大行列となり、先頭に並んでいたお客様に至っては、7時半に到着して開会を待っていたとのことでした。

 震災から13年が経過し、被災した岩沼市沿岸部の復興も進んできましたが、これからは次の世代にとっても魅力的な地域の再生に向けて、今回のような取組が一層進むことを期待するとともに、普及センターも積極的に応援したいと考えています。

<連絡先>
 宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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