気仙沼市本吉放牧場は昭和44年の開牧以来,福島第一原子力発電所事故に対応した草地除染の取組時期を除き放牧事業を実施してきました。今年度も地域の酪農家から預託された約60頭の乳用牛が,放牧地に元気に放されました。毎年行われていた入牧式・獣魂祭が新型コロナウイルス感染症の蔓延防止のため中止となりましたが,管理主体である農事組合法人モーランドでは,広い放牧場で牛が運動することにより,農家の期待に応えられる足腰の丈夫な牛となって預託農家のもとへ返せるよう大事に管理したいと意気込んでいます。
なお,放牧場に併設されている『モーランド・本吉』には,動物とのふれあいや乳製品加工体験施設,美味しい牛乳が飲めるレストランもあり,気仙沼・本吉地域の酪農・畜産をPRする拠点施設となっています。
なお,放牧場に併設されている『モーランド・本吉』には,動物とのふれあいや乳製品加工体験施設,美味しい牛乳が飲めるレストランもあり,気仙沼・本吉地域の酪農・畜産をPRする拠点施設となっています。