
11月29日(金)「ノウフクの日」に名取市にある障がい者就労支援施設「一般社団法人こねくと ラ・フレーズ(以下、ラ・フレーズ)」でさつまいも熟成貯蔵庫と作業場のお披露目会が開催されました。収穫されたさつまいもは、腐敗防止のため温度30〜35℃、湿度85〜90%で4日間処理してから、13℃の定温庫で熟成させることで、より甘くなると説明がありました。
ラ・フレーズは、いちご、ぶどう、さつまいもの栽培に取り組んでいる障がい者就労支援施設です。さつまいもは名取市北釜地区で栽培されていた「仙台金時」を2年前に引き継ぎ地元の生産者から技術指導を受けて栽培しています。
お披露目会では、名取市長から障がい者の方々が適正な賃金を得て働き、活躍できる場として期待しているとの祝辞を述べられていました。代表からは、さつまいも栽培の経過について、地元の生産者や働いている方からの感想をもらいながら報告されました。その後、さつまいも収穫の実演と施設見学が行われました。
当普及センターでは、今後も農福連携の活動を支援していきます。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143