
令和2年11月27日(金),管内でいちごを栽培する新規就農者等を対象に,山元町の「株式会社一苺一笑」新田農場を会場に,新型コロナウイルス感染症対策を講じつつ,みやぎ農業未来塾を開催しました。この未来塾は,栽培技術の習得と新規就農者同士のつながりを作ることを目的としたものです。
ほ場内の道具置き場や栽培ハウス内で,「作業性を改善するための工夫」と「高設ベンチの入れ替えでわかったこと」について佐藤拓実代表からお話を伺いました。株式会社一苺一笑はASIA GAPを取得し,生産・販売・加工の精度を向上させています。その取組や随所にある注意喚起の掲示物に,参加者たちが興味を示す様子が見られました。また,昨年の台風被害により高設ベンチの入れ替えを行った結果については,培地の変化や防根シートの痛み具合,工法や費用などについて,活発な意見交換がされました。
普及センターでは,これからも研修会の開催等を通じて新規就農者を支援して参ります。
<連絡先>
宮城県亘理農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143