気仙沼市本吉町表山田・三段田地区では、ほ場整備事業採択に向け推進委員会を設立しています。将来を見据え、地域農業の収益向上に向けて、えだまめやさつまいもなど高収益作物の試験栽培に取り組んでいます。
5月1日と12日の2回に分け播種した枝豆は、好天にも恵まれ順調な生育を見せ、7月29日から地元の道の駅大谷海岸の産直市場にて販売を開始しました。1日50~60袋を出荷し、販売も好調で即日完売とのことです。また、令和5年5月28日に定植したさつまいもも順調な成長をしています。
このような取組などの情報やほ場整備への理解醸成・地域の合意形成を図るため、推進委員会として定期的に地域コミュニティー誌(かわら版)を発行することとしし、この度記念すべき第1号が発行され地域内外へ配布されました。
今後、農地の利用や担い手への農地の集積など地区の合意形成を図っていく必要があることから、普及センターでは引き続きこの地域の取組を支援してまいります。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606