南三陸町で枝もの用クロマツ栽培に取り組んでいる株式会社南三陸パインプロの令和6年産の収穫出荷作業が終了しました。
令和6年10月21日から収穫が始まり11月25日までの約1か月間で60アールの収穫が行われ、また、収穫した枝もの用クロマツは、出荷調製作業場に運ばれて、太さ、長さ、枝ぶり等の規格に選別され、11月28日から12月20日まで大阪の花き市場へ出荷されました。
令和6年産は、門松や玄関飾りに使われる「若松」が20万本、生け花やフラワーアレンジメントに使われる「小松」が3万本の合計23万本、販売額は前年比120%という結果でした。
株式会社南三陸パインプロの後藤代表は「出荷本数には満足しているが、昨年度より単価が低くなり、想定していたより販売額が上がらなかった」と語っています。
普及センターでは、令和7年産の枝もの用クロマツの栽培も継続して支援していきます。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606