令和6年9月9日、JA新みやぎ南三陸地域花卉生産協議会主催による9月お彼岸用菊類の現地検討会が開催され、生産者7人、株式会社仙花、JA職員、普及センターが参加しました。
現地検討に先立ち、株式会社仙花の担当部長から「全国的にお彼岸の出荷が遅れており、品薄状態のため是非とも早めに出荷して欲しい」との要望を受けた後、南三陸町内2カ所の現地ほ場を巡回し、花の生育状況、病害虫の発生状況について意見交換を行いました。
2ほ場とも、品種により花の生育状況が異なり、現在収穫している品種と平年より2週間は遅れている品種があり、遅れている品種について参加者全員が同じような状況とのことで、今後新しい品種を導入しないと毎年開花遅延で収入が減ってしまうといった切実な意見が出されていました。
普及センターでは、今後、現地に適した品種について情報を提供しながら、管内の花き販売額向上を支援していきます。
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班
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