10月30日と31日の2日間にかけて、全国の4Hクラブ員を参集した「第54回東北農村青年会議宮城大会・令和6年度全国農業青年交換大会inみやぎ」が開催されました。
1日目は電力ホール(仙台市)でプロジェクト発表や意見発表が、2日目は県内各地4コースに分かれて視察研修が行われ、仙台管内ではJRフルーツパーク仙台あらはまを会場として視察が行われました。
当視察コースでは、北は青森県、南は長崎県といった遠方の方も含めて、全国27名の4Hクラブ員が参加しました。JRフルーツパークでは、りんごほ場を中心に視察し、スタッフから、東日本大震災後の荒浜地区の復興の経過や、ほ場を整備するまでの苦労だけでなく、果樹のジョイント仕立てなどの栽培技術に関する最新情報も含めて、幅広い説明がありました。
参加者の中には、自身でりんごや梨を栽培している果樹農家もおり、スタッフからの説明を熱心にメモを取りながら聞いている姿もありました。
今回のイベントがきっかけとなり、全国の若手農業者と県内農業者の交流が深まり、今後も継続されることを期待します。