JA新みやぎあさひなりんご部会の今年3回目となる現地検討会が10月22日に開催されました。
晩生種の収穫が間もなく始まることから、収穫のタイミングについて確認し合いました。収穫は、これまでの秋の高温の影響か、着色が進んでおらず、平年より遅くなるとの推察となりました。品質管理については、りんごのサビ果を軽減するため、カルシウム剤の散布を実践した園地では、今までにないきれいなりんごが収穫でき、生産者は自信を深めていました。生物農薬を活用してダニ類を防除している生産者もおり、今年の防除について盛んに情報交換を行いました。
これから本産地のメイン品種である、晩生の美味しい品種(「ふじ」等)が収穫される時期を迎え、生産者も忙しくなります。普及センターでは来年の防除作業や品質向上に関する情報提供や技術指導を行い、美味しいりんごの安定生産を支援してまいります。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374、FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp