令和6年4月19日にJA新みやぎみどりの地区夏秋きゅうり部会栽培講習会が開催され、部会員8人が参加し、これからの時期の肥培管理のポイントや夏季の高温対策などについて学びました。
はじめに、株式会社ときわ研究所渡辺副所長から、夏秋きゅうり栽培の基本や昨年の夏の高温の影響などを振り返りながら、夏季の高温対策などについて説明がありました。
次に、普及センターからは、過去5年間の土壌分析結果の推移について説明しました。土壌の塩基バランスの崩れが課題として残っていますが、着実に改善しているほ場もあり、部会員の土壌改良に関する意識の高まりが見られました。
部会員からは「今年も暑くなりそうなので、かん水方法などを考えたい。」「土の状態の移り変わりが分かって参考になった。」といった声がありました。
近年の野菜栽培では、異常気象への対応や環境に影響を配慮した肥培管理等が一層求められています。
普及センターでは、異常気象への対策や土壌分析に基づく施肥設計などを支援し、園芸品目の安定生産、環境にやさしい農業生産を推進していきます。
土壌分析結果の振り返り
<問合せ先>
美里農業改良普及センター 先進技術班 TEL 0229-32-3115、FAX 0229-32-2225