大河原管内では、約1,000haの水田で飼料用米が作付けされており、多収品種「ふくひびき」の割合が半分程となっています。
7月16日に『多収穫米「ヤマタネ萌えみのり」「ふくひびき」栽培講習会』が角田市枝野地区で開催され、当普及センターの職員が今年度の水稲生育状況及び「ふくひびき」の生育ステージの確認と追肥タイミング等について情報提供を行いました。
講習会では、今年度も高温・多照で推移しており、出穂が令和5年度並に早くなると予測されること、葉耳間長と幼穂長を確認した適切なタイミングの追肥が必要なこと、斑点米カメムシの発生量が多いと予想されるため主食用米では薬剤防除の徹底が必要なこと等を中心に情報提供を行いました。また、「ふくひびき」の種子生産ほ場においては、生産者と共に生育状況を確認し、幼穂を実際に観察することで、出穂時期の予測を行いました。
普及センターでは、今後も水稲生産者の所得の向上のため、飼料用米の栽培技術等のサポートを図って参ります。
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138