宮城県では、技術と経営能力に優れた地域の指導的農業者の方々を指導農業士、青年農業士として認定し、普及センターとの連携のもと、次代の農業を担う若手農業者等の育成・指導や地域農業の振興に関する助言などの役割を担っていただいています。
大河原農業改良普及センター管内の農業士で構成する仙南農業士会では、令和6年7月25日に研修会及び令和6年度総会を開催しました。
研修会は役員会で要望が出された「Jクレジット」をテーマとし、株式会社フェイガー農業事業開発マネージャーの松谷達馬氏より、「脱炭素化」に向けた世界の動きと水稲中干し延長による温室効果ガス削減について説明いただきました。会員からは、水稲中干し期間の延長が生育に及ぼす影響や作業記録の方法等について活発に質問が出されました。
令和6年度総会では、新任・退任農業士の紹介が行われ、新たに任命された農業士からあいさつを行った後、議事が進められました。令和5年度事業報告並びに収支決算、令和6年度事業計画案等が上程され、全て承認されました。
普及センターでは、今後も農業士活動に対する支援を行っていきます。
【研修会の様子】 【新任農業士のあいさつ】
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター
TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138