令和5年度の登米市内の加工用ばれいしょの面積は19.5ha、生産者は9名となっており、今後も増加が見込まれる園芸品目です。例年、3月下旬頃から始まる種芋の植付けに向け、3月4~5日、JAみやぎ登米南部園芸センターにおいて種芋の消毒が行われました。
4日の午後には、登米ぽてと組合員と関係者が出席し、加工用ばれいしょ栽培講習会が行われました。カルビーポテト株式会社の担当者からは、種芋管理の方法や、令和6年の栽培に向けた排水対策等の改善点の説明があり、普及センターからは農薬の効果的な使用方法について説明しました。また、普及センターからは、選別機導入のための試算や、登米地域の加工用ばれいしょ中長期計画についても説明し、参加者からは「いろいろ課題はあるが、今後も関係機関と連携しながら取り組んでいきたい」という声があがりました。
普及センターでは、今後も加工用ばれいしょ栽培の支援を行っていきます。
研修の様子
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522