6月27日、気仙沼市本吉町の「金のいぶき」展示ほを会場に、幼穂形成期の適期追肥を中心に今後の栽培管理に関する研修会を開催し、生産者や関係機関から計8名が参加しました。
展示ほ担当農家である、株式会社小峯興業の芳賀代表取締役から、栽培の所感や要点についてコメントいただくとともに、気仙沼農業改良普及センターから追肥・防除について説明を行いました。
芳賀代表取締役以外は、本年度からの新規生産者のため、「収量・品質確保のためには幼穂形成期以降の追肥が重要」、「穂いもちに弱い品種のため、いもち病防除を徹底する」といった芳賀代表取締役のコメントに熱心に聞き入るとともに、ほ場を見学しながら活発な質疑を交わしました。
今後は中干しを行い、過繁茂を押さえるとともに、生育目安に準じた適正な葉色値を維持できるよう、改めて適期追肥のための巡回指導を行っていきます。
出穂前に、穂揃い期追肥や防除に向けた第2回目の研修会を開催予定です。
御興味のある生産者の皆様は、ぜひ御参加ください。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606