令和5年8月3日に、仙台農業改良普及センター管内の若手農業者を対象に、みやぎ農業未来塾「先進事例視察会」を開催しました。
今回の研修会は、管内の若手農業者の経営を学ぶことを目的に、紫鹿農園(仙台市太白区)の沼田勇士氏と熊谷農園(仙台市泉区)の熊谷貴幸氏を現地視察しました。
紫鹿農園の沼田さんは、令和4年6月に新規就農し、水稲と露地・施設野菜を栽培しており、仙台市内スーパーのインショップに出荷するほか、自宅前に直売施設を設置し、販売しています。近くに大きな住宅団地があり、散歩がてら新鮮な野菜を求めるお客様が絶えません。熊谷農園は水稲と原木しいたけの栽培をしており、しいたけについては、宮城県の農林産物品評会では農林水産大臣賞を、全農乾椎茸品評会では日本一を獲得するなど、その品質は折り紙付きで、市内のホテルやレストランからも引き合いがあります。
参加者がお二人のお話に大変刺激を受けただけでなく、沼田さん、熊谷さんともに「同年代の人と農業に関する話をする機会が少ない」と、研修参加者とのお話が尽きない様子に、これからも交流が続いていくことが期待されました。
仙台農業改良普及センターでは、これからも様々な研修機会を通して、青年農業者を支援していきます。
〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374,FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp