高齢化や人手不足により重要性が増しているスマート農業技術を身近に感じ、興味・関心を深めてもらうため、令和6年12月4日、宮城県本吉響高等学校の生徒10人を対象に、「気仙沼地区みやぎ農業未来塾」を開催しました。株式会社南東北クボタNB推進課の山岸孝寛課長及び宮城県農政部農業振興課の庄子一郎スマート農業コンシェルジュを講師に、スマート農業技術に関する講義及び農業用ドローンを使った空中散布の実演を行っていただきました。
実演では、高校の水田ほ場を会場に、山岸課長から農業用ドローンの性能や省力効果、飛行の際の注意点などをわかりやすく説明していただきながら、自動操舵を含む4つの作業モードによる空中散布を実演していただきました。初めて農業用ドローンを見る生徒も多く、実際に飛行する様子を熱心に観察していました。生徒からは、ドローンの活用状況や性能等に関する質問が多く出され、スマート農業技術に関心を深めている様子でした。
普及センターでは、今後も教育機関と連携し、担い手の確保に努めていきます。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 地域農業班 TEL:0226-25-8068 FAX:0226-22-1606