令和6年6月28日、気仙沼市大谷公民館にて「大谷(おおや)いも生産者の会」の栽培講習会が開催され、講師として参加しました。普及センターからは「そうか病」の防除のほか、土壌改良方法や緑肥作物の効果について説明しました。
参加した生産者からは、種いもの消毒方法や栽培管理についての質問が多く出され、関心の高さが伺われました。
大谷いもは、戦後の東京市場で“日本一”と称されたとの新聞記録が残っており、道の駅大谷海岸の生産者が復活に取り組んでいます。栽培では、定置網に付着した海藻やワカメの下葉、メカブの茎など捨てられる部分を肥料として活用しているのが特徴です。
7月上旬から9月上旬まで道の駅大谷海岸で販売されていますので、是非一度御賞味ください。
<連絡先>
宮城県気仙沼農業改良普及センター 先進技術班 TEL:0226-25-8069 FAX:0226-22-1606