宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

集落営農法人経営者研修会を開催しました。

2017年09月06日 15時14分34秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 普及センターは,平成29年8月24日,地域農業の担い手となる集落営農法人経営者を対象に「集落営農法人経営者研修会」を開催しました。
 

 この研修会は,栗原市の有限会社耕佑の会長である山村喜久夫氏を講師に招き,仙南地域の農業を継続的に発展させるため「地域を担う集落営農法人がどのように成長すればよいのか」,「持続し発展する集落営農のため何をしなければいけないのか」等について自らの経験を通じた御講演いただきました。
 

 熱心にメモを取りながら聞き入っている様子から参加者の皆様の今後の集落営農に意欲を感じ取ることができました。
 

 普及センターでは,集落営農法人の更なる発展に向け,引き続き支援を行っていきます。

  〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
        TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

 

講師 有限会社 耕佑 会長 山村喜久夫 氏

研修会の様子

 


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「農事組合法人Green5えだの」が「枝豆もぎとり体験」イベントを行いました。

2017年09月06日 15時06分28秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年8月12日(日)に角田市の「農事組合法人Green5えだの」が「枝豆もぎとり体験」イベントを開催しました。「農事組合法人Green5えだの(平成26年法人設立)」は,水稲を中心として土地利用型作物を生産する農業法人です。

 今後,収益向上を図るため土地利用型園芸等への取り組みとして枝豆の生産に取り組んでいます。今回,消費者との交流イベントとして「枝豆のもぎとり体験」を企画しました。詰め放題の袋を500円で購入いただき,枝豆の圃場でもぎとり,さらに,ゆで枝豆と焼き枝豆の試食もあり,参加者からは「楽しい」「焼き枝豆おいしい」「また来年も参加したい」などの声が聞かれました。

 今後,普及センターでは,関係機関と連携して枝豆の安定生産への支援を行っていきます。

    〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 地域農業第一班
           TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

受付で500円で1袋を購入

 

もぎとりの様子(袋に詰め放題)


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先進農業体験学習開始式が開催されました

2017年09月05日 13時15分07秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年9月4日に本吉農業改良普及センターで,先進農業体験学習開始式が開催されました。

 本学習は宮城県農業大学校の1年生が,地域の先進的農家で33日間の研修を通じて,農業生産技術と農家生活を学ぶものです。

 本年度は1名の学生が地元の果樹等の生産を行っている農家の元で研修をすることとなりました。開始式の中の自己紹介では,果樹以外にも多くの経営を学び,将来は栗を生産し,スイーツの販売やカフェを開きたいといった夢を語ってくれました。

 受け入れ先の農家も,農業だけではなく,地元の行事などを含めた地域全体を知ってほしいと願っていました。

 本学習が学生にも受け入れ農家にも有意義なものとなるようサポートしていきます。

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6041   FAX:0226-42-1672
E-MAIL:mynks@pref.miyagi.lg.jp

 


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角田市と蔵王町で日本梨「幸水」の出荷が始まる

2017年09月04日 16時28分00秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 秋の風物詩である日本梨の出荷が,角田市では8月21日,蔵王町では8月28日から始まりました。

 出荷された「幸水」は,酸味が少なく甘みがあり,シャリシャリとした食感が特徴の品種です。

 両産地では,これまでの長雨と日照不足のため果実の品質が心配されましたが,糖度も上がり美味しい梨が生産されています。収穫された梨は地元直売所やスーパーで販売される他,生産者自らも販売しています。生産者から直接梨を購入する場合,「梨ののぼり」が目印となっています。

 今後は「豊水」・「あきづき」・「新高」と収穫が続き,生産者は忙しい毎日を送ります。


蔵王梨選果場では選果作業が本格化

〈連絡先〉宮城県大河原農業改良普及センター 先進技術第二班
      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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気仙沼管内野生鳥獣被害防止対策研修会が開催されました!

2017年09月04日 11時47分11秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 気仙沼管内では,種別ではシカ(ニホンジカ)による農作物被害が最も多い状況にあります。電気柵の設置や鳥獣被害対策実施隊の献身的な活動により,ニホンジカによる農作物被害が年々減少傾向にはありますが,依然として500万円強(平成28年度)の被害額をもたらしています。

 このような野生鳥獣による農作物への被害軽減を目的として,平成29年8月31日,気仙沼管内野生鳥獣被害防止対策研修会が本吉公民館で開催され,50名以上の参加者が参集しました。

 研修会は,まず気仙沼市地方振興事務所農林振興部,気仙沼市農林課,南三陸町農林水産課の担当者から,県全体,各市町の鳥獣被害対策の被害状況と取組状況について説明がありました。

 次に,合同会社 東北野生動物保護管理センターの職員から,ニホンジカとイノシシの生態と被害対策の違いについて講演を頂きました。実際に電殺器を使用している映像も紹介して頂き,現場の緊張感を知る貴重な体験となりました。

 続けて東北野生動物保護管理センターの職員から,自作したという電殺器を使用しながら,電殺器の安全かつ効果的な使用方法について講習を受けました。電殺器のお話から緊張感が漂う中,クマのぬいぐるみが場を和ませていました。

 より実践的な講習を受けることができ,有意義な研修会となりました。

写真1 真剣に受講する参加者

写真2 クマのぬいぐるみで電殺器実演(電気は流れていません)

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班

〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

TEL:0226-29-6041   FAX:0226-42-1672

E-MAIL: mynokai@pref.miyagi.lg.jp


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水稲の現地検討会が開かれました。

2017年09月01日 11時09分17秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  水稲の生育状況と今後の管理を検討するため,6月28~30日に大崎普及センター管内の3JAでそれぞれ現地検討会が行われました。
 JA古川では,ササニシキ,環境保全米のひとめぼれ,環境保全米のささ結,今年から試験作付けしているだて正夢の展示ほを巡回しました。各展示ほでは良食味・高品質を目指した肥培管理の実施状況について確認しました。
  また,JA加美よつばでは,関東圏のクラブ生協向けとして栽培している東北194号とまなむすめの展示ほを巡回し,特にまなむすめの追肥の要否等今後の管理を検討しました。
  さらに,JAいわでやまでは,今年から試験作付けしているだて正夢の生育経過について確認しました。
 普及センターからは,現在の管内の生育調査ほの生育状況と出穂期までの管理について,水管理,病害虫防除等のポイントを説明するとともに,宮城米「食味レベルアップ」を目指した技術対策について呼びかけました。
 出席した生産者からは,「田植後の低温等で生育が心配だったが,概ね順調とみられる。今後も適切に管理していきたい。」などと意見が出されました。
 普及センターでは,引き続き,栽培管理等を支援していきます。


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