宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

水稲の現地検討会が開かれました。

2017年09月01日 11時09分17秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

  水稲の生育状況と今後の管理を検討するため,6月28~30日に大崎普及センター管内の3JAでそれぞれ現地検討会が行われました。
 JA古川では,ササニシキ,環境保全米のひとめぼれ,環境保全米のささ結,今年から試験作付けしているだて正夢の展示ほを巡回しました。各展示ほでは良食味・高品質を目指した肥培管理の実施状況について確認しました。
  また,JA加美よつばでは,関東圏のクラブ生協向けとして栽培している東北194号とまなむすめの展示ほを巡回し,特にまなむすめの追肥の要否等今後の管理を検討しました。
  さらに,JAいわでやまでは,今年から試験作付けしているだて正夢の生育経過について確認しました。
 普及センターからは,現在の管内の生育調査ほの生育状況と出穂期までの管理について,水管理,病害虫防除等のポイントを説明するとともに,宮城米「食味レベルアップ」を目指した技術対策について呼びかけました。
 出席した生産者からは,「田植後の低温等で生育が心配だったが,概ね順調とみられる。今後も適切に管理していきたい。」などと意見が出されました。
 普及センターでは,引き続き,栽培管理等を支援していきます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする