宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

麦類栽培講習会が開催されました

2017年09月26日 18時11分28秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 9月20日,JAあさひな主催の大麦・小麦栽培講習会が開催され,生産組合6組織と個人1名が参加しました。平成29年産麦類については,播種の遅れから初期生育は不良で,その後暖冬により生育は回復したものの,空洞麦や充実不足などが多く見受けられました。
 こうした状況を踏まえ,普及センターからは麦類栽培の5つのポイント(排水対策,適期播種,雑草防除,踏圧,追肥)について説明し,特に適期播種と排水対策の重要性について強調しました。
 また,農薬メーカーの担当者からは,問題となっているカラスムギやネズミムギについて,非選択性除草剤を用いた麦類耕起前除草の方法を詳しく説明していただきました。
 さらに,9月21日にはJA仙台においても麦生産部会協議会が開催され,適期播種に向けて準備が進められています。

宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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第2回本吉地区みやぎ農業未来塾を開催しました

2017年09月26日 16時22分38秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成29年9月20日に第2回本吉地区みやぎ農業未来塾を開催しました。

 今回は果樹での就農を希望する農業大学校生を対象とし,今後の経営ビジョンづくり,栽培技術の向上,地域農業への理解の深化を目的として,気仙沼市の果樹農家を視察しました。

 参加した学生は,現在南三陸町の果樹農家の元で研修していますが,研修先とは違った経営を学ぶことができ,「品種による味の違いは何か」,「なぜ西洋梨の人気が出たのか」など積極的に質問をしていました。未来塾終了後には,「品種の多さに驚いた」,「研修先の経営とまったく異なり,非常に勉強になった」などの感想も聞け,有意義な視察研修となりました。

 

<連絡先>

宮城県本吉農業改良普及センター 地域農業班
〒988-0341 気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
TEL:0226-29-6041   FAX:0226-42-1672
E-MAIL:mynks@pref.miyagi.lg.jp


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