9月20日,JAあさひな主催の大麦・小麦栽培講習会が開催され,生産組合6組織と個人1名が参加しました。平成29年産麦類については,播種の遅れから初期生育は不良で,その後暖冬により生育は回復したものの,空洞麦や充実不足などが多く見受けられました。
こうした状況を踏まえ,普及センターからは麦類栽培の5つのポイント(排水対策,適期播種,雑草防除,踏圧,追肥)について説明し,特に適期播種と排水対策の重要性について強調しました。
また,農薬メーカーの担当者からは,問題となっているカラスムギやネズミムギについて,非選択性除草剤を用いた麦類耕起前除草の方法を詳しく説明していただきました。
さらに,9月21日にはJA仙台においても麦生産部会協議会が開催され,適期播種に向けて準備が進められています。
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