8月1日頃から低温、日照不足の状態が続いていることから、8月17日に開催した第1回石巻地方農作物異常気象対策連絡会議に引き続き、9月1日に第2回石巻地方農作物異常気象対策連絡会議をJAいしのまき情報センターを会場に開催しました。石巻市、東松島市、JAいしのまき、NOSAI宮城石巻支所、管内5土地改良区、石巻農業改良普及センターが出席し、緊急情報チラシ「低温・日照不足に伴ういもち病への警戒及び登熟促進対策を!」を作成・全戸配付し、管内生産者の栽培管理の徹底を図ったことが報告されました。
また、普及センターやJAから水稲の生育や登熟経過等について報告し、日照不足が及ぼす影響などについて検討を行いました。今後の対策として、登熟がほ場ごとに異なっていることから適期刈取りの指導を重点的に行い、収量・品質を確保していくこととしました。
この他、大豆や野菜類については生育が軟弱で生育の遅れも見られることから、排水対策や病害虫防除対策についての指導を今後も継続していくこととしました。
平成29年8月25日に農事組合法人朝日の郷の第1回通常総会が開催されました。
本法人は,石巻市北村地区において,ほ場整備事業を契機に平成18年から特定農業団体の集落営農組織として取組ながら,その間,法人化計画に基づく法人の経営形態の検討などを重ね,昨年,構成員11名で法人化しました。
議案審議に先立ち担当する税理士事務所より,決算・財務状況の説明や第2期に向けた提案がありました。
代表理事の挨拶では,決算状況は黒字で向かえることができた。今後も数年は大豆等の転作部門を中心に燻炭の製造販売に取り組むが,将来は高齢化が進むなか担い手への農地の集積や作業委託の増加が予想されるため,水稲部門も検討していきたいとのことでした。普及センターとしても関係機関とともに,法人への運営支援に取り組んでいきます。