9/9(日)~9/23(日)
手術をした病院でリハビリを受けるのが理想的ではあるのだが、横浜での生活もあり、術後
3週間で帰京/転院することとした。
当初、怪我の種類(自宅とは言え、剪定作業中の梯子からの落下だから、擬似労災ジャン)
や怪我の重大さから、自宅近くの新横浜の労災病院辺りに転院できるのではと、楽観視し
ていたが、「当院は急性期対応の病院であり、自分の所で手術しなかった患者のお世話
はできません。」との冷たいお返事。
近所を調べると、大きなリハビリ専門病院が2年前に開業しているのだが、推測するに、多
分リハビリ専門病院≒病後老人の機能回復訓練病院のような気もして、触手が動かない。
いろいろ考えた末、東芝病院に連絡を取ってみた。最初の反応はやはり急性期対応の病院
で、、、、、であったが、従業員であることと、こちらの窮状を話したところ、受け入れてくれる
ことになった。
入院してみてから判ったのだが、従業員関連の入院はほんの数分の一、基本的に地域の
中核病院だ。一方、整形外科部門は会社がラグビー、野球、バスケ、、、の実業団を抱え
ているので、スポーツ整形専門ドクターがおり、スポーツで手足を受傷した若い男女が色
んな所から集まってくる。私の病室でも看護婦に人気の現役ラグビー選手、筑波大の柔道
選手、某Canonのバトミントン愛好家、近所のご老人、それに私と整形外科にしては平均年
齢が若いのだ。
また、担当のセラピストが固定されており回復度と体力を考慮して、リハビリに当たってく
れるので安心できる。私の場合、手のセラピストが1時間、足のセラピストが1時間、みっ
ちりと運動指導をしてくれる。
ただ、スポーツ外傷系の若者が、急速に回復していくのに、こちらのリハビリの進歩が遅々
としているのにはまいってしまう。 まあ、60台後半以降の転んで骨折系の方よりは進歩
しているとは思うのだが、、、、
さて、病室の直ぐ下に見える、京浜東北線で通勤できるようになるのは、いったい何時の
のことになるやら。
数年後のコメント: 結果としてここでの痛い、痛いリハビリが大正解であった。1年後こそ右手の方が握力が低かったが、手の中のチタンプレートを外した後の2年後には、右手の機能は完全復活、痛みなども全くない。足のほうも、さすがに自転車で150km走ると、少し鈍い痛みが出たり、季節の変わり目に痛みは出るが、日常生活、スポーツにまったく不自由を感じていない。感謝感激である。