退職者の特権、平日を利用して、マーティン・スコセッシの「沈黙」を見てきた。
遠藤周作の原作のすごさが良く判る映画でした。

内容の重たい映画だけに、どれだけ興行収入が稼げるか??
米国では? カソリックの映画だし、、、、トランプの米国で人間の内面や信仰なんて
顧みられないだろうし、、、、
日本では? 日本人の過酷なキリスト教弾圧の描かれた映画だし、、、、
中国では? エンドロールに大きくロケ地としてROC(Taiwan)と書かれているし
キリシタン弾圧は中国共産党の民主派弾圧を思わせることから、
世界最大の映画市場の中国本土ではおそらく公開されることはないだろうし、、、
遠藤周作の「侍」を読んでから、支倉常長の旅を辿った去年の旅行が思い起こされた。