なんちゃって核シェルターの準備に飽きてきた。そこで、日曜日はシルクロード雑学大学の定例会へ。
帰宅後、通常業務の不具合品の修理を試みる。
10年ほど前に買ったシャープのワイヤレス電話機UX-D27CLの子機、良く押すボタンの通話とか1のボタンの反応が悪くなり、イライラしていた。分解修理に取り掛かるも、テレビのリモコンのような単純さではなく、しかもトルクスネジまで使われていて分解に難儀する。スイッチ部分を完全に露出させるには、配線などの分解が必要なので、基盤とスイッチの間の隙間から綿棒とアルコールで接触面を清掃するも、残念ながら接点は復活せず。
そこで、次の手、この手の不良は基板に接触するゴム板スイッチ部分の導電コートが劣化しているのが原因。接着剤付のアルミ箔テープを小さく切り、ゴムスイッチ部分に張り付ける。隙間からしか作業できないので、こんな時は先日100均で手に入れた、常時は握っていなくても閉じていて、握った時だけ部品を放すピンセットが大活躍。
奥のスイッチはまだまともに動いているので、通話と1のスイッチにアルミ箔テープを張り付けて完了。
元に組み立て直して、動作テスト。やったね、誤動作無しでストレスなく、押したスイッチがきちんと動く。1時間の努力で10年物のシャープ電話子機が直った。めでたしメデタシ。
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他の「直った!」の修理記事はこちらのリンクで
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追記:簡単なリモコン接点修理方法として、接点復活剤とか4B鉛筆粉とかがあるが、確実かつ万全に修理するにはアルミ箔方式がbetterと感じている。この接点も修理後数年経つが動作OKである。