1/11に自転車で上波田の御柱を見学した後に、松本市の内田地区の御柱を見学、そして最後に塩尻市南内田の御柱の下見をした。下見と言うのは、御柱の建てられると思われる地点に行っても、1/11には南内田ではまだ全然建てられていなかったからだ。翌、1/12、馬場家住宅企画の上伊那の大文字見学の後、南内田の3つの御柱を学芸員の案内で見学、また、残りの4つの御柱も自分で見学したので、ここに纏めて置く。
南内田の御柱でも一番目立つ、南内田立石交差点の近くの南原上手(みなんはらわで)の御柱、1/11の下見の時点では影も形も無かった。
翌1/12午後、上伊那から帰ってきて、馬場屋敷の学芸員に案内されて行くと、なんと丁度御柱を立てる所に出くわした。
事前に町内会で準備されたイネバナのお飾り。
見物人、船頭は多いのだが、手を動かす若衆が少ないので、なかなか先へ進まないが、何とか形になってきた。
適当に車を通行止めして、さあ、建てるよ。
おっとっと、右に左にバランスを取ってと、、、
無事に立った所で、2mほどの所に巻いた稲わらに、お守りのイネバナ飾りを付けて、完成。やあ、上手い事出来上がった。美しい御柱だね。
見学していた、我々にもお神酒がふるまわれ、完成祝いして散会。
続いて、鍛治屋敷・久保在家の御柱見学。小さな三九郎の脇に建っていた。
さらにちょっと歩いて、片丘中村の御柱。
見上げるばかり、恐らくこの辺りで一番高い御柱ではなかろうか?
最初はこの斜めの柱の意味が分からなかったが、よく見ると、斜め柱の先、樹木の中に滑車があり、御柱を立てるのに使われている。馬場屋敷で解説を見ると、この斜めの棒を「すりき」と言うらしい。
馬場屋敷での御柱展の見学、復習が終わってから、ロードスターで今日建てられた残りの三つの御柱を見学に行く。
最初は片丘赤津。幹線道路の脇の道祖神横にある。
1/11には三九郎はあるものの、何もなかった。
翌1/12にはこんな風になっていた。
続いて、立小路の御柱。1/11はこんな具合。三九郎の準備はできているが、御柱は影も形も無い。
翌1/12の午後訪れると、丁度三九郎に火を入れ、子供たちが繭玉を焼いている所に出くわした。
そして、片丘原村の1/11の様子。
1/12には曇りで北アルプスは霞んでしまったが、広々としていて、晴れていれば絵になる場所だ。
続いて最後は狭い道を辿って片丘山神の御柱へ。
ここも、もう三九郎は終わって、焼け残りがくすぶっていた。
と走り回って探し出した御柱/おんべの地図は下図。青が1/11の軌跡、赤が1/12の軌跡。