自然保護センターから舗装がほぼ無くなった砂利道をさらに200m登り、登山道を自転車を押して着いたのは美ヶ原の突端、王ヶ鼻。雲は出てきたものの、幸いにしてその雲は北アルプスの後側。穂高連峰、槍ヶ岳が白い雲を背景にしっかり見える。
松本平の絶景を楽しんだ後は、本日のお楽しみ、標高2000mの王ヶ頭ホテルでのランチ。今日はビーフシチューを選択、すごく美味しい上に、これで1200円は観光地料金ではないのが嬉しい。
360度、視界を遮るものが無い、美ヶ原を歩く。
振り返れば、王ヶ頭ホテルと電波塔。
山上の牧場の主、牛さんにもご挨拶して。
山頂平原の中心、美しの塔へ向かう。
鐘をついて行こうとしたら、今は紐が垂れていなかった。
山本小屋を過ぎれば、そこからはビーナスラインの下り。フルブレーキでぐんぐん高度を下げていく。
扉峠への登り返しもe-Bikeなら疲れ知らずで登れる。ビーナスラインからそれ、入山辺/松本へ下る。空には秋の雲が広がって来た。
あの頭上の王ヶ頭から、ここ三城まで600m下って来た。
松本への近道と言うので、今日は大和合経由ではなく、桜清水経由を選んでみた。急傾斜地に素敵なロッジが点在している。
やがて、舗装はアスファルトからコンクリートとなり、荒れた路面にはじかれながら、急傾斜を我慢の下降。なんてこったい、この先は斜度17%だ。
ようやく山の中から開けた場所に出る。薄川の向こうに松本の市街が見えてきたら今日のサイクリングも終わりが近い。
と、9/29に走ったのはこんなコース、58km、獲得標高1700m、残電池レベル1.5/6、残電圧34.9V。e-Bikeとは言え、さすがに今日は疲れた。