我が家の1992年NAロードスター、無事に32年目の車検を通過した。
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大した不具合修理もなく、自賠責、重量税他を含めて10万円以内で車検が完了した。日頃ちょこちょこは乗っているが長距離は燃費が倍以上良いプリウスに乗るので、走行距離は未だに63,766kmしかない。
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GQのWebマガジンに「マツダ ロードスターを普段使いする!」と題するエッセーが載っていたのだが、私の考えとも通底する部分があるので、一部引用した。もし時間があったら、原文の記事をぜひ読んでもらいたい。
------ 引用 ---------
初代から変わらぬ本質
……以上のとおり、筆者は現行ND型のマツダ ロードスターのことを素晴らしいクルマだと思っている。各位にも、もしもその気があればご購入を強くおすすめしたいほどだ。
だが同時に、こうも思わざるを得ないのである。
「初代からわざわざ時間をかけてコレを実現させたわけで、それはそれで素晴らしい営みなんだけど、よく考えたら36年前の初代NAロードスターでもほとんど同じ快感は得られるじゃないか」
そうなのだ。1989年に登場した初代マツダ ロードスターと2015年に登場した4代目の同ロードスターは、その本質においては「ほぼ同じ」なのだ。
いやもちろん「洗練」や「安全性」といった部分においては、年月なりの雲泥の差はある。人馬一体でありながら洗練もされている現行型と比べてしまえば、初代ロードスターはガタピシいいながら走る「古くさいクルマ」だ。
もちろん「絶対的な性能」に関しては現行型NDのほうが明らかに上であることは間違いない。しかし、いろいろな部分の作りがプリミティブな初代NAロードスターだからこそ堪能できる「感覚的な性能(というか楽しさ)」というものも、世の中には確実にある。
もしもそこも勘定に入れるのであれば、2015年に生まれた現行マツダ ロードスターと1989年に誕生した初代マツダ ロードスターの勝負は、筆者に言わせれば「イーブン」だ。そこに優劣はなく、ただ好みと美意識、人生観の違いがあるだけなのである。
現行型と初代のどちらを好むか。どちらがある人生を、より美しいと感じるかは人それぞれだ。
-------- 引用終わり ----------
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ビンテージ・カーですね。
モモンガーさんが手放さないのがわかります。
それにしても昔の車はデザインが良かったなぁ。
僕が勝手に決めてホームページに載せていたカーオブ・ザ・イヤーにもロードスターを選んでいます。
https://blog.goo.ne.jp/tonsan3/e/4317bbd33fdff9f8679b01cdaea805af