プリウスは発進時はモーターの力で発進し、エンジンに始動時過酷負荷は掛からないし、アイドリング/暖気運転しておいても、電池がフルになればエンジンは停止してしまうので暖機運転があまりできない。ハイブリッドの場合、発進してしばらくは暖房が効きにくい一方、暖房を強にして運転すると、暖房の為にエンジンを回し、燃費低下/発電した電気を捨てることになる。
そこで、運転席に座ったらすぐに暖かくなるシートヒーターが欲しくなるのだが、プリウスを買った時、私の選択した普通グレードのお徳用パッケージではシートヒーターのオプションを選ぶことができなかった。
なので、後付けシートヒーターをDIYすることにした。密林で手に入れたのはUSB給電のヒーター。
早速USB電源に接続してみたら、5V-1.5A流れているので、7.5Wのヒーターということになる。チョット頼りげが無さそうだが、暖房ベスト用なので、それなりに暖かくなるだろう。
これを座席に固定する為、茶色のピローケースの中央に配置し、縫い付けようと言う目論見だ。
このピローケース、米国に住んでいた頃、K-martで買ったもの、日本の枕には大きすぎて、押し入れの肥やしだった。ヒーターを縫い付けるため、袋をほどいたら、このタグあり。ジョージア州ウエストポイントで縫製された、40年前のMade In USA だったよ。
ピローケースの中央にヒーターを配置、仮止めして、
ミシンで一旦開口させたピローケースに発熱シートをしっかり縫い付ける。
一度開いた端を袋縫いして、ひっくり返せば、シートカバー替わりのシートヒーターになった。さらに、座席へ固定用の紐を前2本、後4本も縫い付けて完成。