最近、ロードバイクにスマホを取り付け、サイクリングしている方をチラホラ見かける。スマホの性能も上がったので、それもありかなと思う一方、スマホだと走行中にスイッチを入れたり、PW等の認証が必要な場合すらあり、ライド中はの操作危険だ。サイクリングにはやはり常時地図やコースを確認できる、ガーミンEdgeなどの専用GPSの優位性は揺るがないとも思っている。
だが、その一方で常にGPSを持ち歩かなければならないのもウザい。チョットその辺りを1,2時間のライドしてくるとか、散歩とかなら、スマホの電池の持ちもあまり気にならないし、停止する度にスマホでコースを確認しながら、周りの情報を検索して歩き回るのも楽しい。それに何と言っても、画面の大きなスマホの方が圧倒的に地図が解かりやすいし。
今までGPSを持たずに出かけた時、私はStravaの無料モードを使ってきた。ただ、無料版だとアクティビティーを保管することはできるのだが、トラックを解析したり、編集したり、写真を付けたり、ブログに張ったりする為の情報、GPXやTCXがダウンロードできないのだ。(有料版なら、メニューにダウンロードがある)仕方が無いので、下図のごとく、スクリーンショットのコピーの地図の上に番号を振るなどして、ブログに使って来た。
先日、なにげにStravaの事をネットで見ていたら、裏メニューで使うTCXのダウンロードのことが書かれていた。 これって、有料版の人の記事だし、ダメだよねと思っていたのだが、ダメもとで同じことをGPXでやってみるか?と思い当ってやってみたら、「あっ、無料版のStravaからチョットしたテクニックでGPXがダウンロードできる!」
だったのでした。
やり方は簡単、
①スマホのStravaで自分のアクティビティーを記録し、アップロード保管する。
②下図のようにPCのStravaを起動して、自分のアクティビティーの画面へ
③自分のアクティビティーのアドレスの後ろに /export_gpx もしくは /export_TCXと追記してエンターすると
ファイルをダウンロードしてくれる。
今後の散歩や気軽なポタの際には、デジカメとGPSを持たずに、スマホだけで出かけても、きちんと記録が取れることが解かって、大収穫。外出時にスマホを忘れることはほぼ無いので、こいつは良い。
GPXがダウンロードできれば、上記の絵だけの地図に番号を記入した地図ではなく、写真撮影場所がすぐわかるインターアクティブなグーグルマップが簡単にWadachiで作成できる。(下図をダブルクリックするとマップが開く)
後はStravaをOnにしておいても大丈夫な、電池持ちの良いスマホが欲しくなるかな??
山なら機内モードにして3日くらい持つけれど、自転車では通信をonにしておきたい。アウトドア版のスマホというのは売れないのだろうなぁ。画面が見劣りするから。
性能や機能に制限があるけれど、それなりに安くて、どこにでもあるものが、より性能の高い製品を駆逐する例を多数挙げている「イノベーションのジレンマ」とは少し毛色が違うかもしれませんが、カメラ、GPS、PCのスマホへの収斂には目が離せません。
ガーミンかエプソンの腕時計型GPS/活動量計の欲しいMomongerでした。