・゜*・:*。風の通り道 白馬 ・゜*・:*。信州白馬 レストラン&ホテル白馬モンビェmonmamaの日記  

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まだまだ寒い白馬ですが・・・ ~monmama's farm 1~

2014-04-22 09:50:14 | モンビェファーム
ホテル目の前にある畑「モンママファーム」先日からぼちぼち始めています。

ぼちぼちって、ま~だまだ寒すぎて





昨日ようやく「廃菌床」が一山届きました。

昨年これを入れた畑は、土がふかふかでとても調子が良かったので

今年も廃菌床の力を借りて土作りです。



菌が生きているうちに土にすき込みたいのですが、

あいにく土が濡れていて乾くまでは無理そう

この寒さで菌が死なないでいてくれるよう祈るのみです。




昨年の野菜作りで、土作り=野菜作り=人間の身体作りを実感しました。

良い土作りが、元気で美味しい野菜を作り、

それを食べる私たちの体も健康で丈夫な体になれるということ。





土に元気がない、虫も生きられないような死んだ土に

有機肥料や化学肥料ををたっぷりすき込んで土作りをし、

農薬をたっぷり使って病気にならないように 

虫に食われないように大切に育て 

大きく成長させた野菜は

確かに見た目も綺麗で立派に育っています。



ですが、農薬が心配だからと皮を剥いてい食べると栄養価は下がり、

化学肥料で成長を促進させた野菜は

早く成長したために十分な栄養素を含んでいない場合もあります。



十分な時間をかけて育った野菜よりも

味が薄くなったり、苦味がでたり、水っぽかったりして

子供の野菜嫌いを増やしたりします。




近頃の野菜の栄養素は昔と比べて随分と減っている・・・

美しいけれども実際は栄養価も低い

農薬だらけのそれらの野菜を食べて作られる私たちの身体はいったい?   

どうなっていると思いますか?




農薬が落としきれずに体内に入ってしまった場合は、

その農薬を排除しようと、肝臓・腎臓・脾臓・胆嚢が

一生懸命働いてくれます。

食べて栄養素から得られるはずの 身体を動かすためのエネルギーは

それら内蔵を稼働させるエネルギーになってしまい

疲れがとれない体、運動で疲れ易い体になってしまいます。



もちろん農薬は薬ですから使う量を間違えるだけで

毒とは紙一重の怖さもあります。



野菜が美味しくないからと食べなくなってしまった子供たちは

免疫力が低下し風邪をひきやすい、

病気にかかりやすい、

アレルギー症状が出やすい、

疲れがとれない、骨折しやすいなど

体にいろいろな不調が出てきます。

もちろん大人にも・・・



畑の土が自然の中の土のように、

例えばたくさんの木々を育てている森の土、林の土、

草原を育てている草原の土のように

本来もっているはずのたくさんのミネラルを持ち

微生物が心地よく育つ元気な土であれば、

化学肥料の手助けを得なくても

農薬の力を借りなくても

元気で虫に喰われない野菜に育ちます。



土が自然のままの元気さを保っていると

そこに育つ野菜も、本来の栄養素たっぷりの美味しい野菜が育ちます。

元気な野菜は無駄に虫を引き寄せません。

それを食べた人の体は元気で丈夫な体に作られます。



土中の微生物が元気でいることがポイント

できるだけ微生物が心地よく過ごしてくれる土作りを目指して

今年もいろいろ試行錯誤で頑張ります

私の作る野菜は少しだけですが

美味しい野菜を皆さんに食べて頂きたいと思っています♪




私の畑の先生は、当館の30年以上前からのリピーターさんです

去年も暑い中、畑の出張授業に来て下さいました。

手抜きだらけのモンママファームですが、

私でもできる農業を教えて下さる素晴らしい方です

今年もお世話になります


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