大きなカタツムリ見つけた
ツリーハウスの下の3人ブランコ
千年の森自然学校 こども自然憲章
1 子供達は自然の中で自由に遊ぶ権利を持っている
2 子供達は自らの遊びに自らの責任で立ち向かう
チャンスを与えられなければならない
3 その遊びとは5感をフルに使い
体のエネルギーを全開にして物を作ったり、
命を育てたり、あらゆる不思議に
チャレンジしてゆく事である
ここにやって来ると子供達の目が輝く。
カエルやカタツムリを捕まえたり、
ブランコ、木登り、自然の中で遊びながら
自然の知識をどんどん吸収しているから。
この木は斜面の上に立っています。
普通だったら『危ないから登っちゃダメよ!』と言うと思います。
でもこの自然学校に参加されている方は『登れるかな?』
子供達も大喜びでよじ登ります。
でもやっぱりちょっと高くて怖い、濡れている木は滑りやすい、
3人で登っているから押したら危ない、順番を守る。
降りるにはどうする?
ここだけで子供達の頭の中はフル回転。
さあ、この滝の横を登るよ! 君たちがルートを考えて♪
1)梅雨時は地盤が緩んでいるので足元が危ない
2)緩んだ地盤から落石を落とさないように
3)落石が下の人に当たらないよう真っ直ぐ登らず
斜めに登る
4)休憩の時には全員の足場が安全に確保できる場所を選ぶ
他にも条件を出されていたと思います。
『どうする? どこ行く?』相談しながら進んでいました。
登っているうちに木の根や草は踏むと滑って危ない事、
草は1本だと弱いけれど何十本一まとめだと
すごく丈夫な事など体で覚えてゆくのです。
私の子供の頃は林で木登り、山で探検、川で泳いで
年上の子から教えてもらいながら
自然の知識はごくしぜんに身体に入ってきたのですが、
今の子供達は親が設定してあげないとそんな事を覚えないまま
(覚えなくてもよいのかもしれませんが・・・)
自然とのかかわりが少ないまま、大人になってしまいます。
自分で感じるからこそ
『自然は素晴らしい
』
『自然を大切に
』
『自然を守らなければ
』
と、感じる事ができECOや環境問題にも
関心を持つようになるんじゃないのかな?
生きる力も強くなるような気がします。
さあ、楽しく自然を勉強した後はたっぷり寝よう