なかなか、まとまった時間をとって「買い物」と言うことはしない。
どちらかと言えば、
必要な時に必要なものを・・・という感じだ。
欲しいものを買うようになるとモノがあふれてしまうから
要注意だと肝に銘じている。
それでもサラリーマン時代に売り場に立って、
売場づくりや、接客販売をしていたからか、
日常的にその売場の善し悪しが気になる。
既に業態としての百貨店は20年以上前に、
一部の大型店を除き崩壊していると言ってもいいだろう。
本来(仮に昭和時代)の百貨店は、文字通り“百貨”であり、“何でもあり(品揃え)”だったのだ。
ところが今では、家具や、家電製品などは百貨店にはない。
それらの商品が世の中から消えたわけではなく、
売場から消えただけなのだ。
なんでもあったはずの売場から、一部の品揃えになったり、
手厚い接客ができる販売員が、その場限りのパートタイマーになってしまえばお客様が離れていくのは当然だ。
「業態変化」が起きているだけなのだ。
そんな百貨店業界の地元にある百貨店で用事があったので
目的のフロアーへ行ったときのこと。
平日と言うこともありお客様はまばらで閑古鳥の大合唱。
帰り際、時々買う靴売り場の前に差し鰍ゥったところ、
“いつもの店員さん”(ベテラン)と目が合ってしまった。
日野:「こんにちわ」
店員さん:「オノさん、こんにちわ」
(惜しい、名前は間違っているけど、一生懸命接客しようとしている)
日野:「夏物のカッコいいシューズもたくさん出ているね~。」
店員さん:「さっき、見かけたので声をかけようかと・・・」
(ちょっと商品を手にとっていろいろ眺めてみる。
確かに“欲しくなる”靴がいくつもある。)
日野:「まぁ、また今度来ますね。」
と言った時、父がいつも愛用しているブランドの靴が目に付いた。
手に取ってみると、サイズが不揃いだったのでかなりのお値打ち価格とのこと。
そうだなぁ~、来月は「父の日」もあるなぁ~と考えつつ、
サイズを父に携帯で確認して購入。
店員さん:(察したのか即座に)「父の日ようにラッピングしますね。」
その時々の会話を楽しみながら、
売場本来が持っている機能をはたしているとお客様は心地がいい。
大袈裟に売りつけられるのではなく、
お客様が欲しいコト(必要なコト)に気付いてしまう売り場を作ることが大切だ。
買い物はお客様にとって“楽しいイベント”にして考えると、
売る側の対応も変わってきますね。
「ちょっと早いけど、“父の日”のプレゼントね。」
って、照れ臭さを味わったのでした。
快晴@週の中日。
気温も季節もすがすがしい気分で来てくれてありがとうございます。
どちらかと言えば、
必要な時に必要なものを・・・という感じだ。
欲しいものを買うようになるとモノがあふれてしまうから
要注意だと肝に銘じている。
それでもサラリーマン時代に売り場に立って、
売場づくりや、接客販売をしていたからか、
日常的にその売場の善し悪しが気になる。
既に業態としての百貨店は20年以上前に、
一部の大型店を除き崩壊していると言ってもいいだろう。
本来(仮に昭和時代)の百貨店は、文字通り“百貨”であり、“何でもあり(品揃え)”だったのだ。
ところが今では、家具や、家電製品などは百貨店にはない。
それらの商品が世の中から消えたわけではなく、
売場から消えただけなのだ。
なんでもあったはずの売場から、一部の品揃えになったり、
手厚い接客ができる販売員が、その場限りのパートタイマーになってしまえばお客様が離れていくのは当然だ。
「業態変化」が起きているだけなのだ。
そんな百貨店業界の地元にある百貨店で用事があったので
目的のフロアーへ行ったときのこと。
平日と言うこともありお客様はまばらで閑古鳥の大合唱。
帰り際、時々買う靴売り場の前に差し鰍ゥったところ、
“いつもの店員さん”(ベテラン)と目が合ってしまった。
日野:「こんにちわ」
店員さん:「オノさん、こんにちわ」
(惜しい、名前は間違っているけど、一生懸命接客しようとしている)
日野:「夏物のカッコいいシューズもたくさん出ているね~。」
店員さん:「さっき、見かけたので声をかけようかと・・・」
(ちょっと商品を手にとっていろいろ眺めてみる。
確かに“欲しくなる”靴がいくつもある。)
日野:「まぁ、また今度来ますね。」
と言った時、父がいつも愛用しているブランドの靴が目に付いた。
手に取ってみると、サイズが不揃いだったのでかなりのお値打ち価格とのこと。
そうだなぁ~、来月は「父の日」もあるなぁ~と考えつつ、
サイズを父に携帯で確認して購入。
店員さん:(察したのか即座に)「父の日ようにラッピングしますね。」
その時々の会話を楽しみながら、
売場本来が持っている機能をはたしているとお客様は心地がいい。
大袈裟に売りつけられるのではなく、
お客様が欲しいコト(必要なコト)に気付いてしまう売り場を作ることが大切だ。
買い物はお客様にとって“楽しいイベント”にして考えると、
売る側の対応も変わってきますね。
「ちょっと早いけど、“父の日”のプレゼントね。」
って、照れ臭さを味わったのでした。
快晴@週の中日。
気温も季節もすがすがしい気分で来てくれてありがとうございます。