経営コンサルタント日野眞明のmoreな「ひとりごと」

「商売繁盛」「ビジネス(創業、起業、経営革新)」など更新中!(2022年5月引越)

4か月先の予定。<3,600本目>

2011-06-13 06:33:00 | ひとりごと
お店を持って営業している場合。
または、営業でお客様に回っている場合。
メーカーが商品を生産している場合。

実はどれも同じことなのだが、
「先のことを考えて」実施しているのだ。

中小企業基盤整備機構(中部支部)が主催して、
日野が毎月受付けている無料「窓口相談」。
(2011年6月28日(火) 9:15~17:00、
7月19日(火)、29日(金) 9:15~17:00)

この予定は実は数か月前に決めているのだ。

事務局さんが各専門家の先生の日程をすべて聞き取り、バランスよく配備してくれる。

例えば9月の日程は、5月下旬に問い合わせが来て、こちらが回答しなければいけない。
4か月先の日程を決めてしまうのだ。

コンサルティングのためにルーティンで訪問させていただいている企業様は年間で「毎月何日」とか
年間スケジュールが決まっているので、ソコを避ければいいのだが、

それ以外の業務は、実際には“近くなってみないと”わからないのである。

それでも、あらかじめ予定を組まないと窓口相談を仕組みとして実現することはできない。

でも、お店を経営しているとなかなか4か月先のことを考えて仕事をしている人は多くない。

今から4カ月先は9月。
夏が終わって秋になっているのである。

夏が来ていないのに秋を考えることはちょっとしんどいことだ。
だから、ついつい「後回し」になってしまう。

ところが、それではお客様が欲しいと思った品揃えや提案がうまくいかないことが多いのだ。

販売促進を考えるときでも、時間的な余裕がなくて
“やっつけ仕事”になっているパターンも多く見かける。

もったいない話だ。

予定したその通りになるかならないかは、
わからないのだが、

予定をしなくていい結果が生まれる”ラッキー”を経営に望む方がおかしいのだ。

学生の時は通用した”一夜漬け”は、
お客様には通用しないと心得ておかないと早く気が付くことだ。

本日(6月13日)発行のメルマガ
「“脳”に効くビジネスサプリ」も併せてお読みいただくと、
より一層理解が深まるはずである。













曇@月曜日。
週の初めのお天気がぐずついても、さわやかに来てくれてありがとうございます。