そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

あたたかい心で

2014年12月11日 | ポエム&好きな言葉
もし あなたが 誰かに期待した

ほほえみが得られなかったら

不愉快になる代わりに むしろ

あなたから ほほえんでごらんなさい

実際 ほほえみを忘れた人ほど

あなたからのそれを

必要としている人はいないのだから


   (『愛をこめて生きる』渡辺和子・PHP文庫)


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心にひびいた言葉

2014年08月30日 | ポエム&好きな言葉
今、パソコンを開いたら、asahi.comの画面に、今日開かれた「第31回 全国高校生手話スピーチコンテスト」で、手話で挨拶をされている秋篠宮眞子さまの写真が目に入りました。

この大会では、今までも眞子さまのお母さまの紀子さまが、手話のご挨拶をされています。

会場では大きな拍手があったそうです!


そのコンテストで1位に選ばれた高知県立安芸高3年の坂本龍成さんの言葉にドキリとしました。

>坂本さんは聴覚障害者のキャンプに参加した際、周りの人たちの手話が分からず、「今の君は逆に、聞こえるという障害者です」と言われたことを紹介。障害者が疎外感や孤独を感じない社会になって欲しいと話した。(asahi.comより)

「聞こえるという障害者」・・・言われてみれば、私もその一人です!!

そういえば、先日は目の不自由な人が見える人に「見えるって不自由そうだね、君は見えるという障害者だよ~!」と言っていたのを知ったばかりでした。

なんか、すごい人がいて、とてもうれしいです。
聞こえる世界、見える世界に安住していては恥ずかしいと、しみじみと感じました。




(上の写真は、今朝の4時半ごろに見えたオリオン座です。キラキラと輝く星を見上げながら、ああ秋が来てるんだな、と思いました)



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許す、受け容れる

2014年07月14日 | ポエム&好きな言葉
かのアインシュタインがこんなことを言ったのだそうですね。
常識とは、人間が18歳までに集めた偏見のコレクションである

まあ、ちょっと乱暴な発言だとは思いますが、まったくウソでもないでしょう。
幼い頃から、耳にしてきたたくさんの言葉や出来事の積み重ねが、ヒトの考え方のベースを作るというのは本当だと思うからです。

そして、うっかりすると自分の考えが絶対正しくて、違う部分は相手がおかしいのだなんて思い込んでしまいかねません。

たとえば結婚してまず戸惑うのは、相手とその実家の考え方や習慣の諸々です。
夫婦もそうですし、嫁と姑なんかも同じこと。

事あるごとに、相手がおかしいのだ間違ってるのだと思っていると、大喧嘩のくり返し

相手が許容範囲の広い人であれば、話し合いを繰り返しているうちに、自分たちの新しい文化をつくりあげていけますが、ひどく頑固であったりすると悲惨です。
もちろんそれは、こちらの側についても言えることですけどね。

世の中の色々な出来事についても同じで、「そうか、そういう考え方もあるな」と先ずは許したり、受け容れたり出来ると、気持ちが楽になります。
でも、自分の考えや気持ちにしがみついていると、とても苦しくてどうしようもなくなります。

まあ、事と次第によりけりではありますが・・・

いずれにしても、とにかく自分が正しくて相手が間違っていると決め付けると、なかなかしんどいことになります
少なくとも話し合いの余地を残しておかないとね。

かく申す私も、若い頃には絶対自分が正しいと思い込んで、悔し紛れに夫に「あなたの家族は絶対間違ってる、おかしいよ!」と言ったりしたことも有りました。
その結果は、お定まりの大喧嘩
「なんだよ、お前の方の親こそおかしいんじゃ~!!」ってね。

歳をとった今、あれは私が若くてアホやった・・・と反省していますが、いまや後の祭りです。
なので、嫁に対してはそんなことの無いように、心がけています。
イラッとしても、深呼吸してネ。

要は精神的な許容量の問題なんですね!
明らかに先方が違ってると思っても、「ああ、このヒトはこういう考えなんだな」と受け止められたら、後で落ち着いて話し合いも出来ようというものじゃありませんか。

結局は自分が楽なんですよ、人生得しなきゃ~ネ


(上の写真は、今年も咲いたギンスジツユクサ。こちらは昨日の大夕焼けです)

こんな夕焼けを見るたびに、親友をなくした日の夕方に父が詠んだ句を思い出して、胸が痛みます。

< 君逝きて 大夕焼けのただ虚し >
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つぶやき

2014年03月11日 | ポエム&好きな言葉
東日本大震災の追悼式典が始まり、黙祷をささげている時、

近くのお寺からは鐘の音が響いてきました。 

以前のことですが、関西で鋳造され、岩手県大槌町へと送られていった鐘も、

今日はきっとその音を響かせていることでしょう。

こんなことがあったのです。
遠く東北の地に想いをはせつつ・・・・合掌




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三年という時間が・・・

2014年03月11日 | ポエム&好きな言葉
遠くからのささやかな支援しか出来ない私にも、3年という時間は色々なものを置いていきました。

優しい気持ちや暖かい涙

心がささくれるような出来事

もう何もかも放り出そうかとさえ思ったことも

けれど、今日も一人で、寂しさや悲しさに耐えて生きておられる方がいらっしゃるに違いないから

私だけが逃げてはいけないと、

思い直しました。またがんばりますよ~

         ~~~~~~~~~~~~~~~


これは、去年の今日載せた気持ちです。
今も同じ気持ちですので、再び載せます。

お読みいただけたら、幸いです。

そして、遠くにお住まいの方々は、まだまだ続く被災地の悲しみや苦しみに
どうか応援をお願いいたします。
応援の出来ることについては、また見つけ次第載せていきます!!



いつか暖かい春はきっとくるから


巡りめぐる季節に身をまかせつつ

どの季節にも 思い出がいっぱいあって

花を見ては

雲を見ては

風を聴いては

亡き人のことを思い出すでしょう


大切な人を失って3年

まだまだ悲しい人よ

悲しいからといって、自分を責めないで

3年なんて、まだまだ悲しみが続いてて あたりまえだから

決して あなたが弱虫なせいではないからね


春が来て あたらしい今年の春風を感じたら

それはきっと 逝った人たちからの応援の言葉でしょう

「私たちが見守ってるから

負けないで 命を大切にして 私たちの分も生きてね

いつか きっと 良い日がくるから」と


「とてもつらい時間があったけれど

なんとか乗り越えてこれたねと

みんなで 肩をたたきあえる日が きっとくるから」と


まだまだ

笑える日なんて なかなかないかもしれないけれど

無理に 笑ってるふりだけでもいいから

試してみて

きっとそれだけでも 気持ちが明るくなるから

唇の口角をキュっと上げるだけでも

元気を出すホルモンが、体の中で動きだすんだよって


あの鎌田實さんが そう言ってらしたもの!


そして、鈴木秀子さんは 

幸せというのは 外の世界が変わってくれることだと思いがちです

でも、幸せは自分の手のひらの中にあるのです
」とおっしゃっています。



みなさんが、元気に暮らせるように、
天に昇られた人たちの魂が安らかであるように、
私は 毎日お祈りを続けます。

写真は白い花のカラスノエンドウで、シロバナヤハズノエンドウといいます
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あの日から1000日が

2013年12月04日 | ポエム&好きな言葉
某所で読んだ福島からの避難者であるこの人の言葉に、感じるものが有りました。

> あの日から1000日…と数えるのは、あの日に愛しい人を亡くした悲しみを抱えているからだろう。あの日から腹を痛めて産んだ幼子の行方を探し続けて…愛しいぬくもりが手から離れてしまった過ぎ行く日を数えて…。私は無力で何もできないけれど…あなたが、懸命に今を生きていることを忘れません。


そして私も続けました。


自分のためだけでなく  
逝った人のためにも生きようとしているあなた 
死ぬよりずっと辛い命を 
その人の分も抱きしめて 

遠い先の希望なんて まだまだ見えはしないけれど
大切な人の命と一緒だから
たまに片頬だけでも微笑んで
行きていけるよ


酷い1000日であったと思います。
そして、悔しいけれども、まだまだ続くのであろうとも思います。

決して忘れてはいけないのです。
そして、祈ることも忘れたくない・・・
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あれから2年7ヶ月・私も元気をもらっている言葉

2013年10月11日 | ポエム&好きな言葉
なかなか進まない復興ですが、大地震・大津波・原発などの被害に遭われた皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
そしてまた、大雨などの天災に生活を脅かされた方々も、少しは落ち着かれたのでしょうか?

今も仮設に暮らしておられるあなた、
とりあえず仮設は出たけれど、毎日とてもさびしいあなた、
明日が見えないというのは苦しいですよね・・・

でも、遠い明日が見えないと、悲しまないで
どうか、今ここでの毎日を大切にして下さい!

ちょうど2年ほど前に、私はブログにこんな記事を書いています。
こちらです
これを読まれたら、「今ここ」の大切さを、改めて感じていただけるのではないかと思います。


私自身も、あの日以来小さな支援をずっと続けてきて、時にはあまりの微力さに挫折しそうになります。
こんなことしていて、何になるのだろうか・・・と。

そんな時に、自分の記事ですが、時々読み返しています。
この中に登場する人たちの言葉が、「しっかりしろ!」と支えてくれるからです。


もう一つ、いつも私を支えてくれるこんな言葉があります。

微力だけど、無力じゃない!   
微力を全力で!


この言葉は、長崎を拠点に、国内外の高校生が核廃絶を求めて展開する「高校生1万人署名活動」の合い言葉だそうです。

一人ひとりは微力でも、みんなのちからを合わせれば、大きな力になる!!
ねっ、そうですよね!!

東北だけではありません。
全国で大きな災害のあった今年です。
本当に自分でもあきれるくらいささやかな応援しかできていないけど、決して応援することを忘れてはいませんから・・・

そして今日このブログを読んでくださった方も、まだまだ支援が必要な方が大勢いらっしゃいますから、ぜひともあなたのお力をお貸し下さいね!!
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よみがえった いのち

2013年08月30日 | ポエム&好きな言葉
気が狂いそうな暑さに 毎日朝から晩までさいなまれ

もう秋は来ないのではないか

もしかしたら 

このまま命が消えてしまうのでは無いかと

ふと 心細くなるような時間が続いていた


そんなある日

思いがけなく雷がとどろき 大きな雨粒が落ちてきた

遠くが見えなくなるような 大雨

空からの思わぬサプライズ!!


ああ きっと草木が 虫たちが 喜び合っていることだろう

畑の農作物も 田んぼのお米も

みんなみんな どんなに嬉しい事だろう



その次の朝は

空もうれしかったとみえて 

こんなきれいな雲が姿を見せたよ




月も 周りの朝焼けぐもの中で 白く冴えて

良い気持ちそう



こんな形の雲も見えたりして


わたしはワクワクしながら 眺めていた


太陽が姿をあらわせば またまた暑くなるかもしれないけれど

一息ついたから、大丈夫!

また とうぶん元気に暮らせるよ


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最近、印象に残った言葉

2013年08月20日 | ポエム&好きな言葉
<その1>
 くくのちのモリプロジェクトという団体の方に教えていただきました。

原発反対の署名を集めている高校生たちの集団で聞いた言葉だとか。
微力だけど、無力じゃない
微力を全力で

あ、これいい言葉だ!! と感じました。


私は色々な支援をさせてもらっていますが、あまりにも微力で悲しく、泣きたくなることがしばしばでした。
でも、この言葉を教えてもらってから、とても元気が出ましたよ~


<その2>
これは今朝の新聞から。(朝日・「ひと」欄)

米国務省から人身売買と闘う「ヒーロー」に」選ばれたという、鳥井一平さんという方の言葉です。
明日のために
すぐには変わらなくても、できることから始める。明日もあるよ、ってね

この人は賃金未払いや労働搾取に苦しむ外国人労働者や技能実習生の駆け込み寺のようなお仕事をされています。
そんな人達からの訴えに対して、行動を越し、支援するのです。
企業が相手だけに、どん何大変かは想像に余り有ります。
命がけになることもあるそうです。

できることからコツコツと、というのが「うん、そうやそうや!」と改めて思えました。


小さな力だから、なかなか前に進まないからと、とかく言い訳にしがちなことですが、そうじゃないんだよ~一歩一歩が大事なんだよ、と背中を押してもらったような、いい言葉でした。

これからは、自分のモットーにさせていただくことにします
ありがとうございました!!


(写真は、ある日のささやかな彩雲です)
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人間がもつ強さを信じたい

2013年07月10日 | ポエム&好きな言葉
形のあるものは 壊れることがあります

生きている人は 死ぬことがあります

平穏で幸せな日々が 

ずっと続くという保証は

どこにもありません


しかし かけがえの無いものを失っても

命があれば 人は生きてゆかねばなりません


明日は11日 ふたたび心からの黙祷を捧げましょう



先日テレビを観ていたら むかし とても励まされたのだけれど

いつか忘れていた こんなうたが 流れてきて懐かしく聴きました


私の70数年の人生の いくつかの危機のたびに励ましてもらった さだまさしの書いた詩です。

男は大きな河になれ~モルダウより~

せつないことが あったなら

大きく叫んで 雲を呼べ

それでも雲で覆えぬほどの

男は大きな宇宙(そら)になれ



嬉しい時は腹から笑え

笑えば嬉しい花が咲く

心を花で埋(うず)めて見せろ

女は優しい風になれ



苦しい時こそ意地を張れ

目をそらさずに雨を見ろ

泣かずに雨を集めて そして

男は大きな河になれ



寂しいのは一人だけじゃない

歩けば転ぶ 怪我もする

そこで捨てたなら負けになる

男は大きな夢になれ



喜びは人と分かちあえ

悲しみは人に預けるな

許せる限り受け止めてやれ

女は大きな海になれ



寂しいのは一人だけじゃない

歩けば転ぶ 怪我もする

泣かずに雨を集めて そして

男は大きな河になれ

男は大きな河になれ



(曲をご存じない方はこちらで


あの日生き残ったあなた

なぜ生きているのかと 悲しみ苦しまないで下さい

あなたには 大切な勤めがあるのです

同じように生き残った人を励まし

逝ってしまった人が寂しくないように 祈りを捧げるという・・・



「ああ生きていて良かった!」と思った瞬間があったのに、時間がたてば、生きているもの同志、また諍いをすることがあります。
贅沢や物欲も顔を出します。それが人間です。

でも、そんな時、思い出して欲しいのです。

命も含めて今日あるものが、ずっとこれからも有るとは限らないということを。
今は順調でも、転ぶことがあるかも知れないということを。

>歩けば転ぶ 怪我もする

>そこで捨てたなら負けになる

転んだら、また立ち上がればいいと、さださんは唄います。

おひさまは また明日も照らしてくれます。 たとえ雲の上からであろうとも!


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