そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

鉄床雲(かなとこぐも)

2016年07月15日 | 6~8月の空
本格的な夏は、まだまだこれからですが、夏の最盛期になると写真のような雲が見られるようになります。

入道雲(積乱雲)がどんどん発達して背が高くなり対流圏界面に到達し、もうそれ以上は伸びられなくなって、横に広がった姿です。

気象用語の説明によると>「対流圏界面(たいりゅうけんかいめん)とは、地球の大気圏内にある対流圏と成層圏の境界領域である。 対流圏は地球の大気層の中で最も下にあり、気象現象の起こる層である。地表から始まり、高さの範囲は平均して両極では6km、赤道では17kmくらい(以下略)」とあります。

高さ6キロにも達しているとは、ビックリです。

開けた空が見られるところでは、ひと夏に何度か見られることがあります。
「鉄床」とは、昔に金属の加工をするときに使っていた鉄製の道具の名前だそうで、きっとこんな形をしていたのでしょうね。

もう一枚写真を持っています。


夏ならではの、勇壮な雲の姿です!!

引越しをして、広い空が見渡せなくなりましたので、この2枚は貴重な写真ということになりました。




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ











コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

こんな雲を見ました♪

2016年07月04日 | 6~8月の空
先日、夕方の雲がきれいだったので、空を眺めていました。

その時に写した写真の一部分なのですが、上の写真のような風景を見つけました。
冬の雪国の「カマクラ」の中を見ているような気持ちになりませんか?

ワンちゃんが何匹も入っているようにも見えます。
実は、きれいな雲が流れる夕方の空の片隅に見えていた風景なのです。

このときの空全体はというと、こんな具合でした。

もうお気づきと思いますが、この空の右下の明るくなっている部分を拡大したのが、上の写真なんです。

全体の写真を見ていて「あれ?」と思ったので大きくしてみました。

どうしてこんなことになったのかは、私には解りませんけれど、ちょっと楽しかったです!


そういえば、もう何年も前のことですが、こんな雲を見たことがありました。

左下の雲が、まるでミッキーマウスみたいな形でしょう?

このときは、大阪の淀川を鋏んで、向こう側に友人が住んでいました。
そして、この雲を見たときに
「面白い雲が見えてるんやけど、そっちでも見える?」と電話をしたら、見えているとのことだったので、楽しい思い出になりました。

やっぱり空って広いんだ~~と実感したことでした!




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土曜日の空の賑わい

2016年06月20日 | 6~8月の空
朝からこんな空で、これは何か見れそうな!と期待しました。

期待通りに、まずは久々の光環です。

気がついている人はいなくて、通りがかる人たちも知らん顔・・・

まあ、そうでしょうね。
肉眼だとまぶしいですから、こんな感じにはなかなか見えないですしね。
これで、-1補正しています。

もう一枚。


その後はあっという間に雲が広がってしまい、形が崩れてやがて見えなくなってしまいました。


そして夕方。また、感じのいい雲が広がって・・・ 
もしかしたら、環天頂アークが見えたかもしれないですが、私は幻日を見ただけでした。

画面の左端に太陽があります。
そして場所の関係で右側しか見れないのですが、弱い幻日が少しの時間現れていました。

太陽との関係をお見せしたかったので、画面が小さくなりました。
なので、幻日の見えていたあたりだけ拡大写真を貼り付けています。


日が暮れて、涼しい風が吹き始めても、感じの良い雲はそのままです。
そして、月が昇ってきました。

今日20日が満月なので十三夜の月ですね。
雲がうまくかかったときは、とてもきれいな月光環が見えていました。


なんだか、とても楽しい終末の一日でした




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かすかに秋の予感も・・・

2015年08月07日 | 6~8月の空
早いもので、明日は「立秋」ですね。
暦の上だけのこととは知りつつも、毎年何だかほっとして、少し元気が回復するような時期がやって来ました。


さて、今朝の雲です。

連日の猛暑ですが、空の彼方には秋が出番を待っていると感じられる雲です。
少しズームしてみましょう。

細やかな雲が流れています。
きれいだけれど、こういうはかなげな雲は、すぐに消えていくのですよね~


ほらね、向こうの方では「まだまだ秋なんて来ないよ~だ!」といばっているような夏の雲が!




枚方に住んでいた頃は、植物も含めて多様な生物が身近にありましたので、こんな季節の変わり目のブログ記事を書いたこともあります。
お時間がありましたら、ちょっと覗いていただけるとうれしいです。
こちらです
その頃は、何とも思いませんでしたが、今振り返ってみると、なんと佳いところに住まわせてもらっていたことかと、ひたすらに懐かしいです・・・




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕空晴れて

2015年07月19日 | 6~8月の空
まだまだこれからが夏本番ですが、台風一過、穏やかに晴れた夕空でした。

ふと見上げると細い月。

でも、たぶん三日月ではないでしょう・・・
夕陽を受けて飛行機雲も輝いていました。


少し歩くと、月が綺麗に見えるところへ。
そばにそっと寄り添っているのは、金星でしょうか?


こんなのを写していると、後ろの方で車が止まる気配がしました。
ドキッ!!
思わず荷物をしっかりと抱え込んで、身構えました。
そして振り向くと・・・
なんとパトカーでした

窓があいて「もうじきに暗くなるから、はよ帰りや」と、親切なお言葉。
思わず「は~~い!」と素直な私。

連休の真ん中の夕暮れの、平和なひとコマでした




帰ってから調べてみると、やっぱり五日月でした。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夕焼け色の大きなレンズ雲

2015年06月29日 | 6~8月の空
昨日の夕方です。
今日も夕焼けが見れそうな感じとソワソワ。

北側の窓辺へ行ったり来たりするものの、なかなか焼けてくれません。

で、ちょっと卵焼きを焼いてるうちに、なんだか窓の方が赤く染まって来ました。
あわてて見に行くと、こんな雲が見られました。

上空は相当に風が強そうです。
長~~いレンズ雲が見えています。
厚さが足りないような気もしますが、とりあえずレンズ形してるということで・・・


このところ夕方の空が綺麗なんですよ。

こちらは土曜日でした。
晩御飯を食べにやってきた息子が「お母さん、綺麗に焼けてるよ」と。
もちろん、私も気がついていましたけどネ!

夕立のように強い雨が降った後なので、かなりダイナミックな雲模様。

電線の無い空に感謝です!!

夏至が過ぎたので、これからはだんだんと南の空へと夕焼けが移動していきますね。
写真の左の方に見えるマンションが無かった頃は、どんなに綺麗な夕焼け空だったろうかと、少し恨めしい気持ちもしないでもありません。

でも、欲を言えばキリが無いですもの、これからもいい夕焼けが見られますように・・・




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ


☆そうそう、カモさんは、相変わらず早朝に一人でやってきてはしばらくプールサイドで羽根の手入れなどに余念がありません。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行き合いの空

2014年08月25日 | 6~8月の空
これは以前の写真なんですが、今まで持っているものの中で、一番感じが良く出ているので、とりあえずトップに持ってきてみました。

行き合いの空
空の写真家として師と仰ぐ、高橋健司先生に教えられた大好きな言葉です。

その高橋先生の著書に
『風と光と雲の言葉』(講談社カルチャーブックス)というすばらしい本があります。
そこに載っています。
この本は、Amazonで検索すると、なんともいえない安いお値段で中古本があり、なんだか悲しくなるくらいです・・・・
でも、す~~ごいお買い得なので、興味のある方はお早く!!

さてさて、「行き合いの空」でしたね。

その本の中の、高橋先生の解説には
>季節が夏から秋に移る頃の、暑気と冷気が行き合う空をいう。
 地上付近は、まだ暑さが厳しくて、空には入道雲が湧き上がっているのに、さらに高い空に 巻雲を見つけたようなときは、秋の忍んできているのが感じられる。

と有ります。
そんな空の様子を表す言葉です。


今年の写真です。

数日前でした。

こんな雲の配置は一瞬で、あっという間に風に流されて巻雲は消え去り、積乱雲も形を変えていきます。
なので、見つけたときは「やった!!」という気持ちになります。

あなたも空を見上げて、秋の到来を感じてくださいね。


~~~~~~~~~~~~~~~~
今日はネコジャラシとカメムシノ予定でしたが、空を優先しました。
楽しみにしてくださってる方がいらっしゃったら、ゴメンナサイです・・・





にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空は秋

2014年08月21日 | 6~8月の空
昨日は一日中風が強くて、でも暑かったです。

広島県の大雨被害の様子を見ると、知り合いがいるだけにいっそう悲しくなります。
今年の夏は、どうしてこうなのでしょう、、、、
心からのお見舞いを申し上げます。


暦の上ではもう秋。
ふと見上げる空に、ひつじ雲が。

そして昨日は、久しぶりに虹色におしゃれした雲を、二度も見ることが出来ました。

これはお昼ごろの空に。


太陽は写真でいうと上の方にあります。
ですが、とても近いので水平アークではありません。

悩みましたが、内暈の一部分かしら??  と空の専門家にお尋ねしてみましたら、それでいいでしょうというお答えでした。


上空はかなり強い風が吹き荒れているようで、

もう、なにがなんだかって感じです!
目が回りそう・・・


こんな雲も



そして夕方。

風に吹きちぎられて飛んでいく雲をながめていて、ふと左の方を見ると

太陽は右の斜め下にいます。

さてさて???
水色が上になっていますので、環天頂アークでしょうか?
自信はありませんが・・・


まあ、名前は何でもいいじゃないですかねぇ
一日に二度も、空の虹色が見れたんですから、それだけで大満足というものです!!




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日は 立秋・・・

2014年08月07日 | 6~8月の空
子規の俳句に
<毎年よ彼岸の入りの寒いのは>
というのがあります。ご存知の人も多いでしょう?

この句は、子規のお母さんの言葉が、そのまま句にったことでも有名ですが、とても実感がこもっていますよね。
今の季節、この句をお借りして<毎年よ立秋の日の暑いのは>と言いたくなります。

それでも、今朝の雲の様子は、空のどこかには秋がひそかに出番を待っていると感じさせてくれました。上の写真です。


昨日の夕方は、真夏だったのですけどね。
東の空がこんなでした。



そういえば、岩手県宮古市の漁師のheiunさんのブログに、なんと
宮古は80年ぶりに最低気温26.9度の記録、これは暑いはず、初体験です。とあって、驚きました!!

大阪なら毎日こんな朝を迎えますから馴れっこになっていますが、heiunさんが「アヘ~~」となられたのは、想像できます。


まあ、いずれにしても、やがて秋の訪れを感じることが出来るでしょう・・・
なんとか、熱中症にならないように、がんばります




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏空の雲の展覧会

2014年07月31日 | 6~8月の空
またまた暑さが戻って来ました。
昨夜は熱帯夜でした。


上空にはまだ冷たい空気も残っているようで、ちょっと繊細な雲も。


羽根のような形の雲。


この雲の横に、最初の写真のような雲が、ふんわりと。
子ゾウに、見えないですか?

ここまでは朝の空でした。


午後になると盛大な入道雲がムクムクと現れて



やがて崩れていまは全体に曇り空になりました。
雷や竜巻の注意報が出ている地区もあります。 夕立が降れば涼しくなるのにね・・・


予断ですが、私がまだ子供だった頃に、きれいに晴れ渡った空なのに、突然すごい音がして落雷がありました
私は飛び上がるほど驚いて、そばにいた母にしがみついたのを、今でも覚えています。


みなさんも、雷注意報が出たら、気をつけてくださいね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする