そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

上と下

2007年01月21日 | 12~2月の草木
これは上。
メタセコイヤの裸木が、元気です。

「お~い 雲  どこへ行くんだい?」

「風の吹くまま、さ。 今日は北から来て 南の方へ走ってるんだ」

「途中で消えちゃわないで どっかまで行けるといいね」

「いや・・・それは無理だよ おれって消えやすい体質なんだ。
 君はいいねえ、消えちゃわないんだろ?」

「そりゃ、なにしろ“生きている化石”だからね」


これは下。


「お~い 雲 どこへ行くんだい?」

「さあねえ なにしろ風まかせなんでね。 君はどこへ行くんだい?」

「見ての通りさ。 ぼくは年中 決まった方へしか流れていけないんだ。
 自由な君がうらやましいよ」

「ふ~ん お互い自分の思うようにはならないんだねぇ・・・(溜息)」



これは上。
3,5メートルくらいの高さです。

名前はクロガネモチ。お金持ちとはちょっと違いますが、冬にたくさんの実が成ります。

これは葉と実です。

葉は4センチ前後、実は4ミリ前後です。
このようにちょこっと枝を付けて落ちて来るのが可愛いです。


そして、下。

お馴染みのヤブコウジです。(と書きましたが、アザミの歌さんがマンリョウだと教えてくださいました)

赤い色は小鳥の目にはよく見えるそうです。
昆虫には見えにくい色のようなので、虫が少ない冬には赤い実がたくさん出来て、小鳥にタネを運んでもらおうという作戦なんですね。


最後は再び上。
昨日の朝、日が昇る直前に北の空で、てっぺんだけ朝日に染まった大きな雲です。



そして、こじつけの「下」
(実はこれを載せたかったのです


さっき見つけたばかりのホヤホヤ
もう咲いてるんですね!
ご存知と思いますが、キウリグサです。
一ヶ月は早い開花と思いますが、蕾もいっぱい付いています
コメント (11)
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