そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

「いのちの対話」の続きです

2011年05月06日 | 本の紹介・その他いろいろ
こんな本をご存知でしたか?   

番組の中で、長谷川義史さんが、ご自分で読んでくださいました。




ぼくがラーメンをたべているとき、

となりでミケがあくびした

ミケがあくびををしたときに・・・・とえんえんと話は続きます。

そして、ご近所から隣町へ 隣の町から隣の国へ・・・・ずっとずっと地球の反対側まで続くのです。

世界のどこかでは戦争があったり、飢えて死んでいく子供がいたり


ちょっと悲しくなった頃に

一瞬沈黙の時間があって

静かな声で

「風が吹いている・・・」と。




ああ、今というこの時間に

なんと色んなことが起きているのだろう

うれしいこと

悲しいこと

もう食べられないや~~というお腹いっぱいの人

何か一口でいいから食べたいよう、と叫ぶ子ども

生まれてくる命

死んでいく命


幸せな人も 不幸な人も

みんなつながっているのだなあと、感慨がわいてきます。


幼い子どもたちには、少し難しいかもしれません。でも、お母さんが読んであげて、解るようにお
話を加えてあげたられたら、良いかもですね?
ちょっと大きくなった子どもさんには、絶対見てほしいと思いました。



            


最後に落合慶子さんがこう言われました。

「これから被災地では、絵本が大きな力を持つでしょう。たくさんの絵本を、普通の本も、贈り続けたいと思っています」

落合さん自身も、お母さまの介護に疲れ果てた時、絵本にどれだけ救われ、癒されたかわかりませんと、おっしゃっていました。


絵本の持つ力、大切にしたいです
コメント (4)
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