そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

手すりの役目

2017年12月04日 | 本の紹介・その他いろいろ
歳を重ねて、私は来年は78歳になります、ビックリ!
この年齢になると、お風呂に手すりがあると安心です。オットというときに湯船に首まではまるなんてことなくてすみますからね。

ところで、そんな物理的に生活を助けてくれる「手すり」のありがたさと共に、この本の著者の益田ミリさんは、精神的な手すりについて、こんなことを書かれていました。

「映画や音楽や芝居や、そして本を読むということは、自分の世界に手すりをつけている、そういうことなのかもしれません」と。(『今日の人生』)
この人は、生きていく上での「手すり」というものに、大きな価値を見いだしておられるようです。他の本にも書いていたのを覚えています。

たしかに、物理的にも精神的にも、折々に「手すり」があると無いでは、おおきな違いがあると私も思います。

精神的に何かにつまずいて倒れそうになったとき、心の引き出しに「手すり」となってくれるものが入っていると、支えてくれるという場合がしばしばあります。

それは、あるとき見た映画の中のひと言の台詞だったり、展覧会で見た一枚の画の解説であったり、読んだ本の中の一行であったりと様々ですが、ふと心に残ったものが心の引き出しやポケットにたくさん入っていると、思わぬ時に思い出されて、涙をぬぐってくれたりすることがありますよね。

益田さんはイラストレーターであり、漫画家でもあるので、この本は漫画エッセイみたいな内容で気楽に読めます。
新聞や雑誌で時々気に入っていた作者ですが、本を読んだのは初めて。
また違う本も読もうと思いました。




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コメント (4)
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