そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

秋と冬のはざまで

2020年12月09日 | どんぐり屋のつぶやき
昼間、お日さまが当たっている時は暖かいですが、朝晩は冷え込みますね。

しばらくの間、目を愉しませてくれた紅葉も、ついに姿を消しました。

今年の秋も、終ったね・・・

とつぶやきながら歩いていると

まだがんばっている、というか 取り残されたというのか

こんな葉っぱも

誇らし気でもあり
寂しそうでもあり・・・

この葉も、今夜には吹き飛ばされてしまうのかも

>契(ちぎ)りおきし させもが露(つゆ)を 命にて
     あはれ今年の 秋も去(い)ぬめり
         藤原基俊(75番) 『千載集』雑・1023
という歌が心に浮かびます。
秋が逝ってしまうことを、心から悲しみ惜しんでいる気持ちが、ひしひしと伝わってくる歌ですものね。

でも、私には小さな楽しみが残されています。
ささやかな日だまりで愉しむ「どんぐりの背比べ」です。




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コメント (2)
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