そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

風の電話ボックス

2022年03月11日 | どんぐり屋のつぶやき
今日は誰の心にも、深い悲しみがよみがえる日。
何年経ってもけして忘れることのない日。
皆がそうなのですから、まして当事者の方々には、耐えがたい想いの日でしょう。

そんな深い悲しみを多少なりとも癒してくれる
風の電話」のこと、覚えていらっしゃいますか?

何度も 新聞紙上でも、このブログでも取り上げていますのでご記憶の方も多いことでしょう。

今朝の新聞(朝日)にも紹介されていました。

電話線のつながっていない電話機に、想いのたけを話すことで、すこし、あるいはかなり救われるということ。
ご存知なかった方は、「風の電話」で検索していただくと、私の過去記事も含めて、詳しい説明をご覧いただけます。

風の電話までは遠くて行けない方は、ノートを1冊用意してそこに想いを書き綴る事でも、ずいぶん救われるものです。お試し下さい。

心に深く想う人の魂は、その人の体が無くなってしまっても、想ってくれる人の中に生き続ける、それを「死後生」と呼ばれたのは、柳田邦男さんですね。

高校生の時に親友を自死で突然亡くして、心の持って行きどころが無くなった私は、ノートに想いを綴りながら、長い時間の後に、その人が残していった人生を共に生きようと決心しました。
「死後生」という言葉を知ったのは、比較的最近の事でしたが、同じように考えて下さる人の言葉がうれしかったです。

風の電話でお話をされた方々の多くも、「実際に相手が聴いていてくれると感じた」と仰っています。
そんな馬鹿なことがあるわけないやんかと思う人は、ある意味幸せな人生を歩んで来られたのでしょう。


私は、懐かしい人に聴いてもらえたと感じる方々に、深く深く共感するのです・・・
コメント (2)
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