そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

雨上がりのしずく

2009年04月10日 | 水滴・凍露
     ゆうべの雨の忘れ物

     小さな葉っぱに 

     いっしょうけんめいつかまって 

     きらきらしてた

     風が吹きぬけると

     こぼれ落ちて

     土へと還っていきました

     花散らしの風というけれど

     しずく落としの風っていうのもあるんだね






     その風がはこんだユキヤナギの花びら

     カラスノエンドウのお花の上に

     はらりと止まって

     まるで白いお帽子みたい

     よくお似合いですよ!

     
     




     背の高い草の陰に隠れて

     いっぱい水玉を乗せて

     ひっそりと芽吹いているものがいた

     新しいいのち

     ぴかぴか輝いている





     満開のハナカイドウ

     仲間たちの花びらが

     まるで中に入ってるみたいな水玉をつけて

     ゆらゆら ゆらゆら

     一つでいいから ほしいな



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ついに写った花粉による月光環(冠)

2009年04月10日 | 月のある風景
昨夜は満月だったので月も明るくて、肉眼でも光環が見えていました。但しグリーンがかった輪っかだけでしたが。

大急ぎで数枚写して部屋の中へ駆け込み、パソコンに入れてみると、ノイズだらけではありますが、どうやら光環が見えていました。

うれしかったですが、ひどい花粉なんだと、改めてうんざり~


その前、午後遅くに見えていたのは、こんなにもきれいな色の輪っかでした。

ここまでになると、濃い色のサングラスをかけていると肉眼でも見えます。
太陽の部分は何かで隠さないと、自分の目もカメラも傷めてしまいますので、要注意です!


今日はここまでは見えていないので、昨日が花粉飛散のピークだったかもしれません。


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待ちかねた雨の日

2009年04月08日 | 水滴・凍露
さっそく飛びだしていろいろ写してきました。

さて、これですが、どなたでも知っている、見たことのない人はまずいないはずなのものなのですが・・・

そういう私も、実はこんなに大きくして見たのは初めてでした。
自分で写しておいて「へ~~!!」

答えです。

ユキヤナギの花が散った後でした!



春の森に明かりを灯すランプです。

後から後から落ちてくる雨粒が、するすると滑って落ちていきます。



ハナカイドウも咲き出しました。
こちらは雨をしばらく宿すことが出来るようでした。




さくら散る草むらでは、小さな新しい命が生まれたようです。

ヨコバイの仲間でしょう。ピョンピョンと跳ね回って、少しもじっとしていません。
雨、平気なんですね!
花びらとの大きさを見比べると、思わずでした。


この雨がやんだあとの写真は、また金曜日にでも。


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今日もきれいな花粉光冠(環)でした

2009年04月07日 | 太陽の姿・太陽柱
昨日よりは時間が早いので、光冠の色がとてもきれいに見えました。

こんなに連日見えるなんて、恐ろしいです。今がヒノキ科のピークなのでしょうが、早く過ぎて欲しいものです。


これは電線など障害物が多いですが、だいぶん夕方なので色がきれいです。


早く過ぎ去って欲しい花粉ですが、写真を写している時は何もかも忘れています。。。



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花粉光冠(光環)が見えました

2009年04月06日 | 太陽の姿・太陽柱
普通の光冠と違って、花粉がたくさん飛んでいるときに見えるもので、つまりは花粉のベールを通して太陽が見えているわけです。

普通の薄い雲(氷の粒々で出来ている)に覆われてできるものと違って、太陽のまわりを何重にも取り巻いているように見えて、色も独特のものです。

見てるだけで、ハックションって出ちゃいそうです(笑い)

今日はなぜだか、太陽が少し縦長に見えています。

こちらは少し露出補正を強くして写したものです。





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満開の桜に

2009年04月06日 | ポエム&好きな言葉
「まどみちお」という詩人をご存知ですか?

「ぞうさん」や「やぎさんゆうびん」などの、あたたかな詩をたくさん書いている人です。

その、まどさんの詩に、さくらをうたったのがあります。

咲き始めると、あっという間に満開になって、
満開になったと思ったら、あっという間に散ってしまう。



その満開の桜に、まどさんがよせる想いです。
(詩の全部を載せると、著作権法に触れますので、前半は省略しました)

>まいねんの ことだけれど
>また おもう
>いちどでも いい
>ほめてあげられたらなあ…と
>さくらの ことばで
>さくらに そのまんかいを…

この、「さくらのことばで」という部分、たまらなく心に響いてきませんか?





散り落ちた花びらも、朝早いうちはとてもきれいです。
夜のうちに散って、まだいきいきとしている花びら。

右側の状態で2枚並んで落ちていたのですが、一まいをひっくり返してみました。

すぎ苔の上の落ちているので、蒸発する水分が、花びらの裏側にちいさなちいさな水滴をいっぱいにつけました。
この水分が、いきいきのもとだったのですね。



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心の奥深く、静かに咲く花

2009年04月03日 | ポエム&好きな言葉
心の奥深く、散らない花を咲かせて生きて行きたいと思います。

      
貧しさは羞ずるに足らず
      
羞ずべきはこれ貧しくして志なきなり
      
老ゆるは嘆くに足らず
  
嘆くべきはこれ老いて虚しく生きるなり
      
これは「申吟語」という中国の古典の中にある言葉です。
前略、中略で、私の好きな部分だけ取り出していますので、全部に興味のある方は
こちらに詳しいです

我が家が、夫の事業の失敗で貧しさのどん底にあったとき、私の友人が書き送ってくれた言葉です。
その友は、私にとって北極星のような人でした。


貧しさも老いも、嘆くようなことではない。
大切なのは、志を失わないことだと・・・

志などというと大げさに聞こえますが、目標とか希望とか、「自分なりに目指す
大切なもの」と私は解釈しました。
それこそが、心の奥に咲かせる花だと思うのです。

だいじに守っていかないと枯れてしまうかもしれません。

この花を大切に出来るのは、世界中にたった一人、自分だけです。

人と比べて自分を評価するのではなく、いま自分に出来ること、しなくてはならないことを見つめて、ほんの少しずつでいいから、自分育てをしていくのが、志のある生き方ではないでしょうか。

あれから数十年たち、私も年を取りました。
目標を持って虚しくない生き方をしなくては、折に触れて自分に言い聞かせています。



空の虹色・環天頂アーク


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親友からのプレゼント

2009年04月01日 | 本の紹介・その他いろいろ
今年も、ちょっと意匠をこらしたサクラの花模様のレターセットや、さくらの香りのする栞、手鏡、懐紙入れなどなど、たくさんのプレゼントが届きました

中でも私がとても気に入ったのは・・・

和紙で作った花びらに、さくらの香りをしみこませたものが、小さな袋にいっぱい!
そして添えられた本物の小枝。

桜の花びらの形のガラスの小鉢を、一昨年に彼女からいただいていたので、ピッタリだと思って、そこに入れて飾りました。
この小鉢は、手のひらの真ん中にちょこんと乗るくらいの大きさで、とてもかわいいです。

本物の花びらもきれいだけれど、飾ればすぐに色が変わってしまいます。
いつまでも色褪せない柔らかな和紙の花びらは、彼女との友情の証しのような気持ちでながめられます

一緒に飾っている一輪挿しは備前焼で、少し前に息子がくれた、出張のお土産です。
よく似合うと思ったので、一緒に飾ってみました。
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