そよ風つうしん

小さな自然の発見をご紹介してきましたが、転居で環境が激変。内容を一部変更し日々の雑感を綴ったりもしています

霜といっしょに 雪の結晶が!

2012年01月16日 | 霜・氷・雪
数日前の朝、起きてすぐに窓から下を見ると、駐車場の車の屋根が真っ白です。
これは霜が降りている証拠。

大急ぎで家族の朝食とお弁当の用意をして、下に降りました。


車の正面のガラスを見ていくと、上の写真のような雪の結晶が!

霜が降りているときに雪がちらつくというのは時々ありますが、六花の形をとどめた雪が張り付いているのは、初めて見ました。
大きさは3~4ミリくらいです。 他にも半分ほど壊れたのが幾つかありました。

まわりは、霜が作った模様です。

こんな針霜も見られました。



ふと見た、車の屋根の上。

こんなにたくさんの針霜が出来ているのも、初めてです!!
「うわ~~っ」と思わず声を上げていました。

なんだか呆然とするような眺めでした。

水の変体の不思議さ・・・人間は真似が出来るのでしょうか?


長く霜を写して来ましたが、こんなのは初めてですから、もしかするともう2度と見られないかも?





にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すごく可愛いエゾリスの写真が見られます!

2012年01月14日 | HP&ブログ記事の紹介
公開されているのは、関西の生まれで今は北海道に住んでいる、写真家・宮本昌幸さんのHPの中で、見せていただけます。
こちらです

自動的に写真が次々と変わっていきますので、じっくりと見ていてくださいね!

雪の中であそぶ<エゾリスのえぞり~さん>もう、ほんとに可愛くて何度でも見に行ってしまいますよ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬の植物園の続き・樹木や木の実

2012年01月13日 | 木や草の実・タネ・松ぼっくり
先日の続きです。

この写真は何でしょう?
このブログを長く見てくださってる方は、もうお分かりですね。
そうです、出来そこないのエビフライです!

森の中ならリスやネズミがかじって、もっとそれらしくなるのですが、こんな下手っぴは、誰なんでしょうね? 鳥かな?

上手に出来たらこんな形です。



この周りは、こんな大きなぼっくりばっかり落ちているので、大きすぎて、かじっている途中でイヤになるのでしょうか?

ねっ、でっかいでしょう?
これは外国から来た松のぼっくりです。 



これも、ご存知の方が多いかもですね?

そうです、ユリノキの実です。

ユリノキの花が咲いていたときに

真ん中に見えていた部分だけ散り残って、松ぼっくりのようなものになったのです。
この中にはタネがたくさん入っています。

これがタネです。

実を作っている一枚一枚の先端にタネが付いています。
大変な数と思いますが、ユリノキの林なんて、見たことがないので、きっと発芽率はとても悪いのでしょうね。


他にも、こんなのが見つかりました。

フユイチゴの仲間です。

すっぱいですが食べられます。
ケーキを作って飾りにしたり、たくさん摘んでジャムをこしらえたりできます。

冬の森の、貴重なお楽しみの一つです♪



この植物園にはメタセコイヤの木がたくさん植わっています。

今の季節は葉が落ちて、これはこれでなかなかきれいな形でしょう?

学校などでも、よく見られる姿ですね。


園の外に出てちょっと遠くから見ると、また様子が違っていて、私が好きな冬の風景の一つです。

何度も登場しているので、おなじみかもしれないですえね。
「あ、またあれだ もういいよ~」なんてね ごめんなさいです。



にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

悲しみとも仲良くしつつ はまり込まない

2012年01月11日 | 本の紹介・その他いろいろ
1月は、私にとっては辛い月です。
このブログには、悲しい話は書かないようにしているのですが、今日だけ、読んでくださいね。

高校3年生の冬に、とても仲良しだった友人が、突然命を絶ちました。
そんな年齢で、生きることに疲れ果てて。
真冬の凍るような海に飛び込んで、心臓麻痺でした。

その日、珍しく喧嘩をして、別れ際に私が彼に投げつけた言葉。
「もうあんたの顔なんか見たくない」
それが、仲良しの友にかけた、この世で最後の言葉になりました。
なんというひどいことでしょう・・・

そのことが、何十年も私を苦しめました。
私が死んであの世へ行ったら、一番先に彼にあって謝ろうと思っています。



阪神淡路大震災では、学生時代の友人を失いました。
大きなお屋敷が崩れて、下敷きになったようでした。

お正月に「また春になったら会おうね」と言ったばかりだったのに。

思わぬ別れは、ことのほか悲しいです。
いつまでもその悲しみを振り払うことはできません。



「悲しい別れをしたときは、
悲しみに泣き暮れるよりも
ともに生きた年月を振り返って、そのとき共にあった命に
深く感謝するのです。
そして、その人の残した想いを背負って、一生懸命に生きましょう」

これは、奥様を亡くされたある詩人の言葉です。

そうだなあと、思います。そうしようと努めます。
けれどもやっぱり悲しいです。

だから、悲しみながら、共に過ごした時間に感謝することにしました。

そしたら、少し楽になれました。



        


東日本大震災から十ヶ月ですね。

少しずつ立ち上がっている街や人々がある中で、いまだ あの日のままの街にうずくまったままの命や心があります。 私たちにはなかなか解れない苦しみではないかと思います。

同じ地域の中にも、人々の心には微妙な温度差があって、それがまた新しい悲しみをうみだしているという話も聞きます。

仮設に入れたときは、避難所よりは楽になれたとほっとしたのに、寒さや孤独感にさいなまれて、辛い人がたくさんいる・・・これからの生活の心配もあります。

そんな気持ちがひしひしと伝わってくる宮古の友人、heiunさんののブログです。

もっともっとつらい人も、たくさんいらっしゃることでしょう。

人間は、そうそう器用に気持を切り替えられない生き物です。
切り替えなければ、と焦ると余計に深みにはまります。

かつての私がそうでした。
立ち直るまで、何十年かかったことか・・・



地震も津波も原発も「もういいやんか」と言う人が、たまにいます。
つらい人たちのことを考ええるのは、確かにつらいです。
でも、どこかで繋がっていたいのです!!
何もできないけれど、せめて、つらさに多少なりとも共感していきたいと思うのです。

この世のことは、なるようにしかならない。しかし、必ずなんとかなっていくものだ。決して絶望してはだめだよ
若い日に事故で片足を切断した親友に、父が書き送った手紙の中の言葉だそうです。

私が家を失い、明日子供に何を食べさせようかと苦しい日々を送っていたときに、その方の奥さまが教えてくださいました。

父も何かあって、必死で乗り越えてきたのでしょうか・・・



コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植物園の落ち葉

2012年01月09日 | 9~11月の草木
お正月も終わり、寒に入って寒いですが、静かな植物園へ行ってみました。
いつもは満車の駐車場にも、うちの車を入れて3台が止まっているだけです。


スイレンの池にも薄いですが氷が張っています。

氷の中に、白くて丸い別の氷が浮かんでいて、青い空や雲も映っています。

きれいだなあ~と思って見ていると、大きな葉っぱが飛んできて、おあつらえ向きの場所に落ちました。

ホオノキの枯れ葉です。
ホオノキはかなり離れたところにあるのですが、大きい葉ですから、うまく風に乗ると遠くまで飛べるんですね。
ちょっとびっくり!

どんなに大きいかというと・・・
こんなです!!

ちょっとビックリでしょう?

飛騨地方へ行くと朴葉味噌というご馳走がありますが、あれに使われている葉っぱがこれです。


今の季節の植物園は、他にも落ち葉がいっぱい。

向こうからお日さまの光が射してくると、思いがけない姿を見せてくれます。

下の二枚は、わざと置いたのではなく、自然に落ちていて、きれいだったので・・・




これはたぶんユリノキの葉?



そして、中には虫食いでしょうか、レースみたいに穴のあいた葉も。
模様の影がきれいでした。




他には木の実や、裸木の凛々しい姿も魅力的でしたが、これはまた次回に見てくださいね。




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コップの中の魔法

2012年01月06日 | 霜・氷・雪
きのうは 夕焼けが とても冷たい色をしていた

今夜はきっと すごく冷えるね

そう感じたので

お気に入りのコップに水を入れて 

ベランダに出しておいたよ



そして 今朝

ワクワクしながら覗くと

氷がゆらゆらしていた


そ~っと中の水を捨ててみる


あっ とてもきれいな形をした氷が・・・




こんなのもあったよ



外側からみたコップは

張り付いている氷が ますます不思議な模様を作っている



このコップは沖縄の 琉球ガラス

深い青色が 海を想わせてくれるから

大好きなの

沖縄のガラスと 大阪の水が 仲良くしてる♪


不思議だね・・・この形

きっと 氷の国から

何人もの小人がやってきて

いっしょうけんめい作ってくれたんだと思うよ

ありがとうね 小人さんたち!!






にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ

コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すごい鯛焼き!

2012年01月04日 | 本の紹介・その他いろいろ
先日、奈良の中宮寺へ行った帰り、以前から気になっていた「たい焼き」のお店へ立ち寄りました。

写真のように日本一のたい焼きというお店です。
全国展開のチェーン店らしいので、もしかして、知ってるよ! という人、いらっしゃいますか?


お店の表に、その日の朝から現在(たとえば私がやってきた時)までに売れたたい焼きの数が表示されています。

このときは500匹まで売れたようでした。矢印をご覧下さい。
時間はお昼を少し過ぎた頃です。

<必ずシッポから食べてください>と書いているだけあって、シッポの先の先までギッシリとあんこが入っていました。

もちろん頭の方も、体も、あんこだらけ!
あんこが苦手な私は、申し訳ないけれど、ちょっとうんざりでした

あんこの好きな方なら、感動で涙が出るかもです!!


皮はかりっとしていて、餃子でいえば羽の部分もあり、とても美味しかったです。
私は皮が美味しかったです。

焼き方にこだわりがあって、「養殖モノ」じゃないよ「天然モノ」だよとのこと!!
違いなどの、こだっわりは上のリンクからご覧下さい。


焼き方も色々と難しい(?)ようで、本部スーパーバイザーが、焼き方について年に1~2回程度の検定試験をしています。

この試験に通らないと、焼かせてもらえないというからタイヘンそう

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝の大きな冬虹

2012年01月02日 | 虹・彩雲・アーク
朝、目覚めたときは雨でした。
しばらく降らなかったので、恵みの雨と喜びました。

それからしばらくして・・・・雨がやみ、陽が射してきたので、もしかしてと山の方を見ると、いつも虹が立ち始めるあたりが、ぼうっと明るくなっています!

ドキドキしながら、大慌てでカメラをセット。

予想通りに、虹の卵は少しずつのび始めて、やがて大きく半円を描いて!!

こんな大きな虹は、ほんとに久しぶり。
しかも、辰年のお正月の二日。

すばらしい天からのプレゼントです!!

中国語では、虹を蛇や竜の一種と見なすことが多いそうですから。
龍虹と呼ぶ地域(広東省増城市)まであるそうな。


こちらは、立ち上りの根元のほうです。

虹の根元には財宝が埋まっているとか。探しに行きたいところです(笑)

長い時間見えていたので、とても嬉しい気持ちで、ずっとながめていました




にほんブログ村 アウトドアブログ 自然観察へ
コメント (20)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年のご挨拶

2012年01月01日 | 鯛のタイ・耳石・鯛の九つ道具
新しい年が始まりました。

誰の前にも平等に開け行く新年は、希望を感じさせてくれますね

今年は絶対にいいことがあるぞ!!
そう信じて、歩き始めましょうよネ


私のこのブログも、おかげさまで春には満7年を迎えます。
ラッキーセブンです。 
一人でも多くの方に幸せのタネをお届けできるように、目を大きく開き、アンテナを高く掲げて、今年も頑張りますので、どうかよろしくお願いいたします


ところで上の写真ですが・・・覚えてくださってるでしょうか?
いや、初めてご覧になる方も、きっといらっしゃいますよね?

これは鯛の頭の上というか前というか、その辺りの骨で「大龍」という名前がついています。

今年の干支の辰にちなんで、龍という名の骨を取り上げてみました。


横から見るとこんな形です。


鯛の体で見てください。

この写真のものは「鯛の九つ道具」とよばれる骨のありかを説明しています。

詳しい写真などをご覧になりたい方は、こちらでどうぞ!


それでは、楽しいお正月をお過ごしくださいネ。
コメント (23)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする