井上もやしの日常

ほぼ「つぶやきの墓場」となっております。ブログやSNSが多様化して,ついていけないのでございます。

映画「ハッピーフライト」

2008-12-08 23:01:41 | Weblog
 一仕事終わったので、帰りに福島フォーラムに寄りました。余り重たいものを見たら、眠ってしまいそうだと思ったので、軽めに見えるこの作品に入りました。館内は私と40歳くらいの女性しかいませんでした。もちろん離れていましたが。

 監督は矢口史靖。「ウォーターボーイズ」や「スィングガールズ」の監督です。羽田空港からホノルルへ向かう飛行機がこの映画の舞台となります。空港で働くパイロット、キャビンアテンダント、グランドスタッフ、管制官、オぺーレーションセンター、整備士、そして乗客らの様子がコメディタッチに描かれていきます。主役は初めて国際線に乗ることになったキャビンアテンダントの斉藤悦子(綾瀬はるか)。ドジしながらも、仕事の厳しさと誇りを感じていく…という「アテンション・プリーズ」「スチュワーデス物語」の流れを踏襲しています。

 航空業界の用語がわんさか出てきたり、普段表舞台に出ない整備士などの仕事ぶりが出てきたりと、飽きずに、そして、深く考えずに映画を楽しむことができます。

◎ ネタバレ注意
 でも、何かラストが消化不良なのね。ホノルル空港へ向かう途中で計器不良(速度計?)のため、羽田空港に戻ることになります。乗客はホノルルに向かうつもりだったのに、折からの台風による悪天候の中、「無事に羽田に戻って来られて良かったね!」で終わっていいのでしょうか。機長昇格のテストを受けていた副機長の鈴木和博(田辺誠一)は果たして合格したのでしょうか。暗さがなく、肩の凝らない作品だけに終わり方には肩すかしを食らいました。

  ☆ 総合得点  78点

追伸
 この映画が始まる前にゴンドリー監督の「僕らのミライヘ逆回転」予告編が流れ、私は舞い上がってしまいました! ちょっと遅れたけれど、福島市でもやるんだぁと。1月3日から公開のようです。