先週の土曜日が勤務日となったので、今日はその代休です。福島フォーラムで宮崎あおい主演の「ソラニン」を見ました。
大学の軽音楽サークルで出会った若者たちが、卒業後に音楽とどう関わって生活していくかというストーリーです。社会人2年目の芽衣子(宮崎あおい)は同じサークルだった種田(高良健吾)と同棲しながら、互いに寄り添って東京の片隅で暮らしています。二人は不透明な未来に確信が持てないまま暮らしていました……。
どうも主人公たちの2倍の年齢の私から見ると、ゆるゆるなモラトリアム映画に見えました。大学出立ての彼らは社会人としてびしっと生きるでもなく、音楽にがむしゃらに立ちむかうでもなく、はっきりしません。そういう原作なのでしょうが、どっちつかずで、草食系に映っています。そこら辺の心の揺れが若者たちの共感を呼ぶのかも知れません。
宮崎あおいの演技はとても自然で好感が持てますが、ラストのライブハウスの対バン出演で、亡き恋人の跡を継いでギター&ボーカルを演じる芽衣子の姿には熱いものを感じました。最後の最後に宮崎あおいの歌声を聞かせるのも戦略のようです。さんざんマスコミで宮崎あおいは「歌は苦手。」みたいなことを言っていましたが、素直な歌いっぷりで全く問題なしでした。
何故曲名が「ソラニン」なのか? 軽音楽サークル時代に芽衣子は何のパートをしていたのか?などなど疑問は少々残りました。
☆ 総合得点 72点
大学の軽音楽サークルで出会った若者たちが、卒業後に音楽とどう関わって生活していくかというストーリーです。社会人2年目の芽衣子(宮崎あおい)は同じサークルだった種田(高良健吾)と同棲しながら、互いに寄り添って東京の片隅で暮らしています。二人は不透明な未来に確信が持てないまま暮らしていました……。
どうも主人公たちの2倍の年齢の私から見ると、ゆるゆるなモラトリアム映画に見えました。大学出立ての彼らは社会人としてびしっと生きるでもなく、音楽にがむしゃらに立ちむかうでもなく、はっきりしません。そういう原作なのでしょうが、どっちつかずで、草食系に映っています。そこら辺の心の揺れが若者たちの共感を呼ぶのかも知れません。
宮崎あおいの演技はとても自然で好感が持てますが、ラストのライブハウスの対バン出演で、亡き恋人の跡を継いでギター&ボーカルを演じる芽衣子の姿には熱いものを感じました。最後の最後に宮崎あおいの歌声を聞かせるのも戦略のようです。さんざんマスコミで宮崎あおいは「歌は苦手。」みたいなことを言っていましたが、素直な歌いっぷりで全く問題なしでした。
何故曲名が「ソラニン」なのか? 軽音楽サークル時代に芽衣子は何のパートをしていたのか?などなど疑問は少々残りました。
☆ 総合得点 72点